2020年2月24日月曜日

はらい打ちとは?


Question

レッスン書でよく払い打つという表現が書かれていますが、払い打つ
とはどう打つんですか?

横振りって事ですかね?
うまく表現が出来ないプロの逃げの表現に思えてしまいます。


Answer

日本語は非常に曖昧な表現が多く、人によっても意味が違ったり定義
が違う事がしばしばあります。

はらい打ちと言うのも恐らく幾つかの打ち方を意味している事がある
かと思います。

一つはレベルで打つ場合です。
これはダウンブローでもアッパーブローでもなく最下点で球を捉える
と言う意味で使われる場合です。

また、ヒッターとスインガーと言った分け方をする場合の打ち方を言
う場合もあります。
これは球にヘッドをぶつけに行く打ち方がヒットと言う打ち方で、フ
ェイスに乗せて運ぶような打ち方をスイングと分けて使う場合です。

寄せや短いアプローチの場合には飛距離は必要ありませんのでこの運
ぶような打ち方をするのですが、飛距離が欲しいティーショットやス
ピンを掛けたいフルショットなどは球を潰しに行くヒット打ちになり
ます。

ついでに横降りと言う表現も2種類あり、軌道角度がフラットの場合
と手で横の回転を作って打つ場合です。
本来は体で横回転の動きを作り、手は縦に振る事で斜めの軌道になり
ます。

はらい打ちは神社のお祓いから来ているのだと思いますが、神主がお
祓いをする時にする動作で打つと言う事だと思います。
だとすると体の回転などは使っていませんので、手打ちの事を表現し
ている人も中にはいるかも知れません。

揚げ足を取られないように曖昧な表現をするのが当たり前になってい
るのが日本語ですので、メカニズムの説明はとても伝わらないとは思
うのですが、もともと世界の打法の正確な動きが上陸していませんの
で、それプラスなおさら分からないのが現状です。

根性論やメンタル教育には日本は長けているかと思いますが、技術的
なメカニズムは期待できないかと思います。




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