2020年2月28日金曜日
上手くなるには何にお金を掛けるべきか
Question
ゴルフはうまくなるためには何に優先してお金をかけるべきですか?
①~③を優先順位が高い順に並べればどうなりますか?
また、他にお金をかけるべき要素はありますか?
①練習場
②ラウンド
③道具
Answer
これは段階や目標によるかと思います。
エンジョイゴルファーの場合には道具を毎年買ってコレクションのよ
うな物集めと言う楽しみや、遠足ピクニック気分でラウンドをしてワ
イワイ騒ぐのが最優先と言う方が7割はいるかと思います。
そして、残りの3割のゴルファーはスポーツとして、あるいは競技と
してスコアを良くする事が目的となり、このようなゴルファーには練
習場は欠かせません。
ただ、上達の段階によって自宅の鏡の前でのボディーターンやエアー
などの練習も含めての練習場の事ですので、フォームを定着させるま
では一球30円もするような高級な練習場に行く必要はありません。
ショートゲーム等は実際にコースで練習するしかありませんので、こ
れらを分けて考える必要があります。
スイングが安定し再現性が高まるとパーオン2パットの72と言うス
コアがでます。
まずはこれを目標とした場合には練習はほとんどフルショットの練習
をすれば良い事になります。
しかし、そのフルショットを安定させるには簡単な打法でも最低3年、
難易度の高い打法ですと5~6年は掛かります。
しかし、全く同じスイングで練習していれば再現性が高まり、パーオ
ン率100%と言う内容のゴルフができるようになります。
極端な話ですが、それまではコースに行く必要がないのです。
ただ、反面、コースでなければ習得安定できないショートゲームがあ
り、それにも3年10年と言う年月が必要ですので、ショットとショ
ートゲームの両方を同時に開始するとどちらも仕上がりが同じ時期に
なる事を考えると、ショットが安定する前からラウンドをしている必
要があります。
また、その安定させる期間とは最短の場合であって、途中で軌道や動
作がズレた場合にはまた一からやり直しです。
改造しなくてもズレただけで違う事をしており、突然忘れたりやって
いる積り、あるいは勘違いなどが多いので、ほとんどの人は3年間も
同じ事をやっていません。
同じ練習でも毎日、毎回、毎打同じ事ができているのかどうかを誰か
に判定してもらう事がどれだけ大切かを知らない人が非常に多く、そ
れで余計な遠回りをする人がほとんどです。
したがって、誰かに診てもらって正しい動作や軌道に戻してもらうと
言う作業にお金を掛ける事が一番大切かもしれません。
まして飛距離が欲しい、綺麗なスイングがしたいと思われる方はいじ
り過ぎて一生固まらないと言うゴルフ生活になってしまいます。
ゴルフには教科書があり、型があります。
それを独自に探して試行錯誤する事でどれだけ無駄な時間を費やすか
は一生が終わってみないと分からないかも知れません。
小さくまとめるのか、あるいは頂点を目指すかでも練習内容が違いま
すので、個人の価値観と指導者の経験や知恵の両方で判断する事が大
切だと思います。
ラベル:
上達の秘訣

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