１年でクラブを買い替えるのはきついです

Question

ゴルフを始めて一年ほどの50代女性です。
レッスンプロについて練習しています。
ゴルフ始める時にクラブを今のレッスンプロの勧めるものを購入
したのですが、一年ほどで買い替えを勧められてます。

女性用のＡシャフトでは柔らかすぎるので、男性シニア用のもの
に買い替えてはと言うのです。

体格は身長170センチ、体重65キロ、ゴルフ以外に運動を続けて
きたので年齢の割に筋肉量はある方です。

正直言うと、ゴルフ始めて一年でクラブを買い替えるのは経済的
にきついです。

コーチの言う通り上達したいなら買い替えるべきでしょうか。


Answer

レッスンプロには歩合制で売り上げに対しても収入がある人がい
ます。
ショップなどが入っている練習場に所属していたり、指定のお店
と提携している場合などがその可能性があります。

体格が良く、スポーツ歴がある方でしたら最初に見て分かるはず
ですが、販売側は最初に柔らかいシャフトを売って、徐々に硬い
ものにしていくという販売方式で売り上げを上げています。

恐らく今買い替えても１年後にはまた違うのを勧めて来るかもし
れません。
販売側は売るためのプロですので、訳の分からない屁理屈でいく
らでも勧めてきます。

試打会とかで促進したり、フィティングとかでどんどん買い替さ
せるのが販売側ですのが、実はセットは生涯で１～２セットあれ
ば十分なのです。

メーカーはパーシモンからメタルにした当初は２４０ＣＣ程度で
販売し、２０ｃｃほどずつ大きくしてとうとう制限の手前で頭打
ちになりました。

大きい方が安定すると言う理由がもう使えなくなったので、同時
にシャフトのフレックスの種類を増やしていったのです。
フェイスの向きを変えたり、ライ角をアップライトにしてスライ
スを出にくくしたり、ありとあらゆる手を尽くして買い替えさせ
ようと必死なのです。

今はとんでもなくシャフトを長くした物を標準だとか普通だとか
言って打っているのですが、これも同じように４２インチだった
男子のドライバーを４５インチに徐々に長くしていって買い替え
させたのですが、この販促テクニックも頭打ちで、これ以上長く
すると当たらないので購入する側もそれに気が付いてシャフトを
切って使う人が増えています。

最初に柔らか過ぎるシャフトのセットを買ってしまったので方法
としては、シャフトを２インチほど先詰めしてもらう事で、長す
ぎるクラブが昔の長さに戻って当たりやすくなり、しかもシャフ
トが多少ですが硬くなるので名案なのですが問題は費用です。

一本最低でも３０００円はこのカットに掛かりますので、８本セ
ットでも２４０００円掛かってしまいます。

男子用のクラブはヘッドの重量も重いので、年配の女性は軽い物
に買い替えているようですが、シャフトは軽くても硬い物があり
ますので、今お持ちのヘッドに硬いシャフトを差し替えると言う
方法もあります。

ただ、これもシャフト代プラス工賃でさらに高くなってしまいま
す。
初めてからまだ１年とのことですので、緊急で買い替える必要は
なく、ご自身が柔らか過ぎてグリーンを外すと思った時点で考え
れば良いのではないでしょうか？