2020年3月14日土曜日

フォローで引っ張ってしまうのですが


Question

インパクト後、ヘッドを低く長く目標方向に出したいのだが
うまくいきません。
よくボールの先30cmのところを、右手で突けと言われるが
それができません。

どうしてもインパクト直前あたりから、右手首が親指の方へ
曲がってしまい、インパクト後インサイドにヘッド引っ張り
込むようになってしまいます

どうすればいいですか?


Answer

フォローでの低く長いインパクトを作るのは欧米ではエクステンション
と言われ「伸ばす」「延長」「拡張」と言う意味の言葉を使います。

これは左腕をすぐに畳まない事を意味し、4時半ではシャフトと左腕が
一直線になって思い切り伸びている形を表現しています。

では右腕は何をすれば良いかと言うと、右手は確かに30cm先を突く
ほどの押し込みをする事で両腕が真っ直ぐに伸びて、球を潰すような動
作を行います。

ビジネスゾーンからは右腕のスナップによってクラブをしっかりと押し
込んでHSを上げる事ができるのですが、それができなくなるのは右肩
が下がっていない事が原因の一つです。

肩の回転は昔のように水平ではなく、垂直に回転させる事で右肩が下が
り、押し込み幅が大きくなります。

右肩が高いと押し込み幅が少なくほとんど右腕が使われません。
しっかりと体重移動しながら頭を残すと体は弓状にしなり自然に右肩が
下がります。
これが出来ていない人は基本動作から改造しなければなりません。
この右方向に押し込みができるとハイフィニッシュとなって方向性の良
い打法になるのです。

日本は昔の古い打法を未だに教えていますので、現在世界の主流打法を
真似る事ができないのです。

そして、その押し込み方向は目標の右です。
目標方向が12時だとすると1時方向に右手を押し出してドライブ軌道
にします。
これを行うには肩の開きを抑える必要があり、両腕の三角形をインサイ
ドアウトに引き落とす必要があります。
持ち球がフェイドと言う人はほとんどこれが出来ていません。

これを行うには日本の主流打法の肩の先回り打法ではできない事から、
しっかりと押し込みをするには基本動作から改造です。

このように、最初から違う打法で途中で気が付いて改造すると言う事は
また最初からやり直しで3~4年の遠回りを強いられます。

世界の主流打法は未だに上陸しておらず30年遅れていますので、それ
に気が付いた競技ゴルファーは一日も早く改造する事をお奨めします。




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