2020年4月18日土曜日

好調が続くと飛距離を求めて引っ掛け地獄


Question

好調→不調(引っかけ・フェイスがかぶる)の繰り返しです、
好調時は腕は振らない、切り返しでトップに置いてくる、ハ
ンドファーストインパクトって意識で曲がらないしそこそこ飛
ぶのですが、好調が続くと飛距離を求めて力んでしまい、
切り返しから腕を振りに行くようになってしまい引っかけ地獄!

切り返しで腕を動かさないってイメージより、どこかにグリッ
プを動かすとか肘を云々の方がイメージしやすい気がするの
ですが・・

良くて70台、悪くて80台で回る初老男子です。


Answer

原因はとりあえず3つ考えられます。
一つは好調なので飛ばそうとして手打ちになっている事、二つ目
は飛ばそうとして急ぎ打ちになっている事、そして三つ目はは飛
ばそうとしてオーバースイングになっている事です。

手打ちの場合には手を速く振ろうとして意識が他に行かずに体が
止まってしまい、充分に開いていないまま打つ事です。
インパクトで手の位置や開き具合が違うのでフェイスがスクエア
になっておらすに左を向いているケースです。

そして急ぎ打ちとは飛ばそうとするあまりにリズムがくるってし
まい、トップで待っていられなくなり、体重が移動しないうちに
打ってしまう事です。

これはリズムやテンポがくるっているので、打つ前にしっかりと
リズムを頭に浮かべてイメージしてから打つ必要があります。

また、飛ばそうとするとトップが深くなってオーバースイングに
なって引っ掛ける事もあります。

特に体が柔らかい時は自分では気が付きません。
撮影してもらってご自身の思っているスイングかどうかを確認す
る必要があるかと思います。

ラウンド中はとにかくスイングはいじらない事が定石です。
飛ばそうとしたり、フォームを治そうとして逆に墓穴を掘るより
は80点の球でもとりあえず使える球が出ている限りは修正はせず
そのまま同じスイングを持続させる事です。

調子が良いと飛ばしたくなって力が入りやすいのは分かります。
アマチュアの場合は一種類のスイングで全てをカバーする事から
始めるのですが、一段上の段階ではこれにコントロールショット
を加えて2種類を使い分けます。

欧米のトッププロなどはコントロールショットだけでも2~3種
類の違う打ち方で飛距離を変える事ができ、フルショットも2種
類でここぞと言う時にだけマックスで振る事があります。

飛ばそうとする時には軌道を外さずにHSを上げる打ち方をしま
すので、それぞれの打ち方をマスターし、使い分ける練習が必要
です。

振りに行く時の打法は力や速度を上げるのではなく、体や脚等の
動作を加えるだけですので、普段使っている筋肉にもっと力を入
れるのではなく、使っていない筋肉の動きを足すだけの振り方に
なります。

毎日練習ができる環境でしたら挑戦しても良いかも知れませんね。




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