2020年4月19日日曜日
ウェッジのバウンス角についてご教授ください
Question
各メーカーいろんな傾向がありますがミズノ、ピンを調べたのですが、
56度がバンス角が一番大きいの傾向があります
58,60度は、56度より少ないです
これは、どういう考えになりますでしょうか
Answer
バウンスとはヘッドのソール(底)の前縁(目標方向)がリーディン
グエッジ、そして反対のバックサイドがバウンスとなります。
基本的にウエッジはバンカーと芝と両方で使います。
砂から打つ場合には突き刺さってヘッドが潜らないようにバウンスを
使う打ち方をするのですが芝からは邪魔になります。
砂でザックリを防ぐにはリーディングエッジから入れるのではなく、
ハンドレイトにしてこのバウンスを滑らせて打ちます。
そして、フェイスの開き方によってロフト角が変わり、開けばよりバ
ウンスから着地する可能性が大きくなります。
したがって、56度はフェイスを開くと58度、60度となって実際には
使えますので、あえて60度のウエッジのバウンスの角度が多い物を使
う必要はありません。
また、芝から打つ場合には逆にこのバウンスがあるとリーディングエ
ッジが球の下に入らずに跳ね返ってトップしてしまいます。
したがって、バウンスが少ない物にするとハイピッチやポップアップ
ショットなどが打ち易くなります。
この基準としては10度以上の12度などのバウンス角がある物は砂
から、8度以下などのない物を芝用と使い分ける事が大切です。
そして初心者は10度で両方を使うと言われているのですが、ミスを
しても分かりにくい事や、ハーフセットなどで本数を減らすために取
り合えず使っています。
たとえば52度、56度、60度の3本のウエッジを使っておられる
場合、真ん中の56度を砂用でバウンス12度、60度はバウンス8
度以下にされると良いと思います。
また、60度と書いてあるウェッジでも実際に測ってみると58度し
かない事がありますので、ライ角調整の際にロフト角も調整してもら
う事をお奨めします。
ただ、バウンス角はグラインダーで削らない限り変えられませんので
バウンス角を優先として入手すると良いでしょう。


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