2020年4月20日月曜日

後ろ倒しで降ろすとクラブが重く感じる


Question

ダウンスイングで後ろ倒しをして、クラブがシャフトプレーンより
もシャローに降りてきた場合、クラブって重く固く感じますよね。

でもシャフトプレーンに沿って降りてきた場合、クラブって軽くよ
くしなるように感じますよね。

なぜでしょうか。


Answer

両手でクラブを握り、直立したまま腕を前に伸ばしてシャフトを立
て、ヘッドを右に倒した状態が後ろ倒し、左に倒した状態を前倒し
とします。
これを利用してHSを上げる事ができるため、ほとんどのプロはこ
の動きを入れています。

トップからの切り返しやダウンスイングの初動時期にシャフトを寝
かせて後ろ倒しをし、その直後に今後はその反対の前倒しをすると
クラブが波を打って降りてきます。

これは意図的にプレイン(真っ直ぐな軌道)を外した降ろし方とな
り遠回りする分だけ勢いがついてヘッドが走ります。

また、最初に後ろ倒しをする事でフェイスローテーションが深くな
る事によってシャフトの捻じれ(トルク)が深まり、感触としては
それが硬く感じるのです。

テイクバックではローテーションによってフェイスが開き、切り返
し後は逆方向にフェイスは閉まるのですが、それを後ろ倒しによっ
てさらに深くする動作が一瞬入りますので、この捻じれを大きくす
るのです。

この後ろ倒しから切り替えて前倒しにする動作はレイトヒティング
度を大きくしますので難易度は非常に高いのですが、大きい程HS
が上がります。

これはヘッドを走らせる方法の一つですので飛距離を追究される方
は挑戦しても良いと思います。




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