2020年4月5日日曜日

スイング作りに適したクラブは何番?


Question

スイング作りに適したクラブは何番でしょうか?
体験も踏まえて教えてください。


Answer

スイング作りと言ってもそれぞれに段階があります。
その打法のフォーム、すなわち型通りの動きができるようにする
段階、球が当たるようにする段階、方向を調整する段階、そして
ズレを修正しながら定着させる段階、さらに精度や効率を上げる
段階と様々です。

我流ゴルファーの悪い所はまずどの打法か決まっていない人が多
く、行き当たりばったりで偶然に当たるのを待って試行錯誤し、
下手を固めてしまう事です。

難しい打法は教えてもらわないとどう動かして良いかは分かりま
せんし、適当に振っていてもそう簡単には上手くなりません。

また、マキロイの打法をやりたいと思っている人はその正しい解
説がないので習得できないのです。
自分で動画を見ても分かる人はまず皆無ですが、唯一その打法の
型を正しく伝えているのが日本では高橋塾です。

超初心者は7番アイアンでも9番アイアンでも良いのですが、最
初はクラブを持つと体の動きを覚えませんので、ボディーターン
の型を習得したり、クラブを握ってもチップショットなどの寄せ
の習得、そして、フルスイングは分解ドリルで手首、腕、肩の動
きなどを分けて素振りをしてある程度固めたら球を打って4分の
1、3分の1、そしてハーフスイングと軌道を徐々に大きくして
いくと無駄がなく、それぞれの動きを定着させながら積み重ねて
行けますので、余計な遠回りがなくなります。

この習得法や練習法が最短で上達する方法で、動きを定着させる
ドリル、癖を矯正する矯正ドリルなどステップバイステップでカ
リキュラムとして教える方式で、しかも世界最高峰の打法をその
方式で習える所が理想です。

松山選手などのようにすでにある程度スイングが出来上がってい
る人は型の修正には4番アイアンを使うと言います。
これは14本の中で長さ的に真ん中なので偏りを少なくする事に
なるかも知れません。

型を習得する時には素振りでしたら真ん中あたりの長さの番手、
球打ちでしたらショートアイアンから徐々に長くしていくと良い
でしょう。

また、段階によっては持ち替えで一球ずつ打って最初の一球目で
当たるまで調整をする必要があります。
スタンス幅、トップの深さ、前傾角や球の位置まで各番手ごとに
違いますので、それらを合わせる練習も含めてスイング作りです。

まずは求める打法の型を決め、その動作を正しく教えてもらって
しかも練習方法を習い、ズレや忘れてもすぐに修正できる環境を
作るところから始める事が大切です。




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