2018年12月20日木曜日
総パット数が30台
Question
ゴルフ歴三年です。
100を切ったり切らなかったりするレベルですが、
総パット数が大体20台後半から30台前半です。
これはショットをもっと練習するべきですよね?
Answer
総パット数はパターが上手く行ったかどうかの指針になると
思われているようですが、あまりあてになりません。
なぜかというとこうです。
例えば18ホールともグリーンを外してパーオン率0%だったとします。
この場合決して上手いゴルファーではないのですが、寄せワンで
全てパーを取ったとしたら、パット数は18です。
このパット数は如何でしょうか?
プロもほとんどでないほどの良い数字です。
逆にパーオン率100%で全て2パットだと36です。
これは決して素晴らしい数字ではないのですが、72で回っています。
また、二人とも同じパーオン率100%で、一人はピンから10m以上
離れたところにオンし、片方の人は1m以内にベタピンだったとします。
この場合、前者は全てツーパットで36、後者は全てワンパットで18に
なる可能性があります。
18で回った人はパターが上手いのでしょうか?
36の人はパターが下手なのでしょうか?
このようにパット数とはパターが上手くいったかは良く分かりません。
また、2m以内は何%、3m以内は何%と言う数値もあるのですが、
3mの人は下から直線のライン、2mの人は50cmも曲がる上からの
曲線ばかりだったとしたらどうでしょうか?
このラインの難しさによって入るかどうかが決まります。
なら、直線の下に付ければ良いと言う人がいるのですが、そんな器用
な事ができるなら、直接カップに入れろと言う話です。
岡本綾子選手は解説で、アナウンサーがある選手のパット数が良かった
時に、「ああ、ショットが悪かったのね!」と切り捨てていました。
パット数などやたらと気にしている人がいるのですが、思った方向に
思った距離を打てればそれで良いのです。
プロでもパットさえ入れば、と嘆く事があるのですが、技術はほとんど
みな変わりありません。
真っ直ぐに思った距離が打てたら、ライン読みが間違っていてもあまり
気にしない事です。
それよりも、ベタピンの練習をしましょう。
パターがずっと楽になります。
ラベル:
パティング
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