2019年4月26日金曜日

顔を右に向けている人は利き目が左目?!


Question

スタンスをとった時の目線について質問します。

松山英樹なんかは、まるっきり顔が右を向いているようです。
私も真似をしてみたのですが、ダウンスイングで顔が戻って来て、
へたをするとスウェーしてしまいます。

顔を右に向けている人は利き目が左目だからではないか、
バックスイングが十分に回るようにするため。
とか都合の良いように解釈していますが、どうでしょうか?


Answer

顔の向きは目線ではなく、ヘッドアップを防ぐためや軸の固定です。
プロは顔がインパクト後まで動かずに打っていますが、ほとんどの
アマチュアはヘッドアップ、フェイスアップ、あるいは顔の位置がズレ
て目標方向に移動しています。

この状態は軸がブレている事であり、プッシュやスライスが出る可能性
が高まる動作なのです。

ミート率が悪い、また方向が悪いという方向調整を行う段階の方は、
この軸を固定すると言う事に専念されると良いかと思います。

その昔から顔の位置は変えないと言うのが教科書です。
左目で見ろとか、顔を右にしろとか、球を良く見ろとかいう指導は全て
この軸を安定させ、ヘッドアップやフェイスアップを防ぐためです。

超高速打法ではどうしても左にスエーしたり突っ込み過ぎてプッシュや
ミート率を落としてしまいます。
顔を固定する事は大変難しいので、逆に右に顔を突き出す事で動かなく
なります。

掬い打ちや持ち上げようとする人はインパクトで胸が上を向き始める
傾向にあり、そのためにプッシュしたり芯を外してスベリ球が出る事が
あります。

フォーム作りをする段階で見ている画面がブレないように打つ事やアゴ
の位置がずれないようにするなどの注意を払って練習しましょう。




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