2019年5月11日土曜日

5番も6番も180Y飛ぶ


Question

ゴルフを始めて3ヶ月のものです

6番アイアンは180ヤード飛び、ある程度弾道も上がりますが
5番アイアンでも180ヤードしか飛びません
弾道も低いです。

実際転がった際に五番アイアンの方が飛ぶのか、打ち方が悪いのか
どちらでしょう。
5番アイアンをうつためにたいせつなことはなんでしょうか


Answer

アイアンの飛距離は初級からプロ選手まで大きな課題の一つです。
初級者の問題はまずグリーンに乗らない事です。
これで上手く行っていてもボギーやダボです。

そして上級者の世界ではグリーンには乗るのですが、ワンパット圏内か2
パット圏内かで18打の差が出ますので距離感はとても重要な事なのです。

まずはどの番手を使っても変わらない事で悩むのですが、初級者の場合、
ほとんどが芯に当たっていない事が原因です。
最初は芯に当たっているかどうかすら分からないかも知れません。

9番や8番くらいまでは当たりが薄くても(芯よりも下に当たる)飛距離
は逆に伸びたりするのですが、6番や5番くらいになると当たりが薄いと
飛距離がかなり落ちます。

まずはどれだけ芯に近い位置で当たっているかですので、シールを貼って
どこで打っているのかを確認すると良いでしょう。
トウ側でも、ヒール側でも、厚めでも薄目でも飛距離は落ちます。
最終的にはmm単位でフェイスの真ん中で打たなければその距離はでない
のです。

また、距離はどうやって測っているかも問題です。
まず練習場では球の種類が違いますので、本来の9割程度しか飛びません。
ところが、距離表示の看板がそれに合わせて短く立てている所が多いので
実際に距離計で測ってみると短い事があります。

これで大体の距離は分かるので初心者にはそれでも良いのですが、上級者
の場合は実際にコースボールを使って実際のグリーンまで打って、しかも
距離計で測って高低差も計算した練習が必要になります。

これは同じ番手で同じように真芯に当たっても、力の入れ具合によって
飛距離は20~30Y違ってくる事があるからです。
全く同じテンポで同じ力でそれぞれの番手が打てるようになるにもかなり
の練習が必要です。

まして、室内の計測器で表示される飛距離は正確ではありません。
誤作動を起こしたり、曖昧な表示をする事もあります。
それはインパクトゾーンの初速やスピン量なので想像して表示しているだけ
なので誤差が生じるのです。

また、厳密に言えばセットでないクラブで比較すると、もともとロフト角が
違っていたり、同じセットでも4度から2度差に調整していたり、工場を出
る時にすでに角度が表示とは違っていたり、中古だと前の所有者がロフト角
を変えていたりで、ロフト角が統一されているかどうかも問題です。

そしてさらに厳密に言うならば、同じ4度差の番手でも人によって10Y差
や15Y差になる事がありますので、上級者になるにはこれらの全ての条件
を満たす事が大切です。

質問者さんはこのような事が将来的にあるのだと言う事を頭に入れて置き、
まずは真芯に当てる練習をしてください。

そして転がりは確かに6番よりも5番の方が多いのですが、これはグリーン
の硬さでかなりの違いが出ますので、まずはキャリーでどこまで飛ぶのか
を基準に比較してみてください。




0 件のコメント :

コメントを投稿