2019年5月18日土曜日

ヘッドの重さを感じて振れ!


Question

これまでヘッドの重さを感じてふれとよく耳にしました。
それが少し感じられるようになって、気持ちよく振り切れるようになり、
ドライバーは安定してきました。

ただ、同じように振っているつもりでも、アイアンは全く感じられません。
カーボンと鉄の違いなのかもしれませんが、アイアンも同じように重さを
感じて振り切りたいのですが、練習方法とか感じる方法とか・・・
とにかくゴルフ面白いです!!!ゴルフ大好きです!!!

歴10年・Av95です!
アドバイスよろしくお願いします。


Answer

まず、クラブの重さを感じながら振れと言う意味を理解する事が大切です。
もちろん、指導者によって詳細は分かりませんが、グリップのしかたで感じる
時と感じない時があります。

また、手首の軟らかさなどによっても、たとえアイアンで最高に硬いシャフト
が入っていても感じる事ができます。

シャフトが柔らかいと重さを感じると言われたのは、しなりによる効果だと思
いますので、このしなりを手や体で作れば重さを感じる事ができます。

ではなぜこのしなりが必要かです。
これは時間差です。

ムチの動きで打つのが効率が良いので、足からヘッドまでをムチと考え、脚、
腰、肩、手、ヘッドと少しずつの時間差があるとしなりになります。

このしなりによって時間差が生れますので、まずリリースが遅くなってダフり
が軽減される事がメリットの一つです。

また、しなりによってヘッドスピードが上がりますので、アイアン等はバック
スピン量が増えてより止まり易くなります。

ウッドや DR も同じように、体でこの時間差を作るのが本来のスイングですが
それをシャフトで補おうとして柔らかいシャフトを使うと、今度は方向が悪く
なる事があります。

アイアンもウッドも同じように打つワンスイングが最も効率の良いコンセプト
ですので、どちらも同じように硬いシャフトで揃えるのが本来の姿です。

そしてグリップの握力ですが、アドレス時はほとんど10のスケールで2程度
の力で握っています。
そして打法にもよりますが、ゆったりと振るシンプルスイングでしたら、始動
の際には3~4程度になって、そのままインパクトまでほぼ同じで、当たる
瞬間に10にするという力配分が基本です。

ところが、最初から10で始動して打つと、手首まで硬くなってコックを解く
事が難しくなり、この手首とヘッドとの時間差がなくなってしなりがなくなり、
クラブの重みが感じられなくなるというからくりです。

次の段階に進むにはこの時間差を把握し、体をムチとしてしなりのある打法に
すると良いのですが、長年されて来たスイングを改造するとリスクが伴います。
下手にいじるとスコアが悪くなって、また安定するのに何年も掛かりますので
いじり過ぎて今のスイングを崩さないようにする事も大切かと思います。

どうせこんなスコアならやり直しても良いと思われるか、今が楽しいので絶対
にスコアを落としたくないと考えるかは個人の価値観ですので、自己責任で
選択していただきたいと思います。




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