2019年5月21日火曜日

へなちょこショットでシングル


Question

ゴルフって、ショットの重要度が低くないですか?
ただスコアだけこだわるなら、とりあえずドライバー、アイアンは、
ナイスショットなんかしなくても、OB出さないようにして、1、2打で
130ヤード以内に前に進めばいいだけで、圧倒的にアプローチと
バッティングの重要度が高いですよね?

へなちょこショットでシングルとかいってもなんかなあという気が
してしまいます。どうなんでしょ?
もちろんアマチュアゴルフ前提の話ですよ。


Answer

確かに両手シングルまではとにかくグリーン近くまで飛ばして、
そこから拾ってパーを取って行けばスコアはまとまります。

このような内容のゴルフでしたらドライバーは飛距離が200Yでも
へなちょこでもOBだけ出さず、アイアンはグリーン近くまで飛べば
良いので、この段階ではショットの重要性は確かに低いと思います。

とにかくグリーンに近づけて、拾って拾ってパーを取れば良いという
内容のゴルフは、典型的なオヤジゴルファーです。
飛距離がない人、ショットの精度が悪い人でも経験さえあれば、寄せ
やパットが非常に上手くなって、易しいコールで短ければ、70台も
出せる事があるのです。

ゴルフは勘が良く、運動神経が良くて器用な人でしたら、この様な
内容のゴルフは独学でなんとか頑張れば到達できる範囲内です。
ところが、途中で脱落して諦めた人もその何十倍もいると言う事を
忘れてはなりません。

これは軌道がズレたり突然感覚が失われたりで、好調を維持するため
に必要な能力とはまた違うノウハウが必要だからです。

お遊びゴルフの頂点がこのボギーオンのワンパットで72です。
運が良いとパー5でバーディーが取れるのですが、ボギーも叩くので、
毎回70台とは行かなくても、ほとんどのオヤジゴルファーはここを
目指します。

しかし、いくらアマチュアとはいえ競技ゴルフとなると話は違います。
グリーンは硬いのでお遊びゴルファーの打球では止まりません。
したがって、クラブの月例会や民間のコンペなどが限界で、連盟主催
の公式な試合に出場するためのゴルフとは内容が違います。

また、競技用コースはデザイン自体が難しく、フェイドがきつい人や
飛距離がない人は、池越えのティーショットでFWまで届かないなどの
難関コースもあるのです。

お遊びゴルファーでハイキングを楽んだり、ゲーム感覚で楽しむ方達
は経験と感覚だけで生涯ベストが70台になる事もない分けではない
のですが、片手シングルとはいえ、とにかく毎日練習して週に2~3
回でもコースでの実践練習をするくらいの熱意が必要です。

ゴルフは楽しむ事が目的です。
いかに楽しむかは人それぞれですので、それで良いと思う内容の
ゴルフをされると良いでしょう。




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