2019年12月27日金曜日

3Wと5Wの飛距離が変わらない


Question

練習場にて3Wと5Wの飛距離が170ヤードくらいで変わらないのはヘッド
スピードが遅いせいもあるのでしょうか。

ヘッドスピードは計ったことはありません。
アイアンだとピッチングで95、8番で120、6番で140ほどです。

100切り辺りをうろうろしているゴルフ初心者です。


Answer

アイアンの飛距離はロフトの角度によって様々です。
フェイス面が立っていればそれだけ低い球になって距離が出ます。
これでその角度、すなわちロフトを立てたクラブは飛距離が出るために良
く売れるので、最近のクラブは番手をずらして販売されています。

昔のセットでしたら質問者さんの飛距離は適正です。
今のPWは30年前の8番アイアンと同じくらいで二本分は立っています。
これならなら8番だと140Yほど出ても良いかも知れません。

また、打ち方でインパクト時のロフトによって飛距離が変わります。
構えた時よりもハンドファーストにして打てばそれだけ飛びますし、逆に
ハンドレイトで打てば高く上がって飛距離は出ません。

タイガーなどは8度も立てて打つと言われていますので、打ち方によって
個人差が出ます。

さて、このアイアンの飛距離が今のセットとして考えるとウッドの飛距離
はこんなものかも知れません。
ただ、5番も3番も同じ距離と言うのはしっかりと当たっていない可能性
が充分に考えられます。

ウッドはシャフトが長いのでなかなか真芯を捉える事が難しく、しかもハ
ンドファーストにしないと当たりが薄く芯まで届きません。

床の上に球とクラブを置いて、球の赤道がフェイスのどこに当たっている
か見てみると分かります。
僅かにフェイス面の下の方で接触しています。

しかし、そのクラブをハンドファーストにして立てると真ん中まで届きま
すのでその角度で打たないと適正な飛距離は出ないのです。

プロはウッドでもターフを取るほど打ち込んでいますので、球を止める意
図だけではなく、真芯まで届かせるように打っているのです。

初心者の場合にはほとんどの人が祓い打ちをしており、ウッドはその高さ
や飛距離が出ていません。

まずはウッドで芯に当てるスイングにする事で、あとはそれを定着させて
精度を上げる練習です。
芯まで届く打ち方に改造する事や、HSを上げる打法を選ぶ事など、色々と
改善法がありますので、正しい診断をしてもらう必要があるかと思います。





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