ライ角調整する人の気持ちが分かりません

Question

ゴルフクラブを買ってライ角調整する人の気持ちが分かりません
上級者かプロならいざ知らず大して上手くも無い人が当然の顔して
ライ角調整するのは無駄なのでは無いですか!?


Answer

ライ角調整とは実際のライ角とクラブのライ角を合わせる事を言います。
クラブを立てて、地面とシャフトのヒール側の角度がそれです。

したがって、この両方が合っていればインパクトではソールは水平になります。
しかし、合っていないとヒールだけ地面に着地したり、トウだけになったりして
球が真っ直ぐに出ません。

初心者はどっちみに芯にはほとんど当たりませんので、このライ角調整は
どうなのかと思われるかと思いますが、本来はナイスショットになるはずの
球が真っ直ぐに行ってくれないと言う事があります。

したがって、最初に購入した時にご自身の体形に合わせて曲げてもらい、
そのクラブに合わせた打ち方をする事で再現性を高める事が可能で、
合わないライ角だと違う打ち方をしてしまう事があります。


インパクトはアドレスの構えたアームシャフト角に戻して打つ人がいれば、
１８０に伸ばして打つ打法もあります。

また、背の高さや手の長さによってインパクト時の手の高さもかわり、人に
よって合わない事があるのです。
したがって、トウが浮いてインパクトになった場合、どんなに正確に打っても
球は左に出たり曲がったりします。

ただ、これは上級者にならないと自覚できないので必要がないと思われる
と思いますが、知らない内におかしな癖が付く事も事実で、イニシャル
フィティングと言って、最初にクラブを購入したら、まずフィティングに出す
ようにすると間違いがありません。

新品で最初から打つのではなく、中古で十分ですので、まずはアイアンの
中古を買ったら、そのロフト角、ライ角などをしっかりと４度間隔にしてもらい
同時にライ角も、インパクトの形を見せて、これで調整してくださいとお願い
する事で余計な遠回りをする必要がなくなります。

ただ、いつ辞めるか分からないような、お遊びゴルファーは８０台が出る
ようになってから調整してもらっても良いでしょう。
あまりにも違い過ぎない限り大丈夫かと思います。