2019年12月25日水曜日

左手の掌屈について


Question

自分の場合は、トップオブスイングですでにダスティンジョンソンのように左手の掌屈
を作るようにしています。
左手の手のひらを自分に向けるようなイメージです。

でも、ダスティンジョンソンのトップオブスイングにおける左手の掌屈は少数派であっ
て、左手甲が左前腕と一直線になるのが多数派、王道かなって思ったりもしています。

左手の掌屈を入れるタイミングはわれわれアマチュアにとっていつが好適ですか?


Answer

左手首は諸説あってどれが正解かという結論には達していません。
ダスティンジョンソンのように手首をマックスに平側に曲げても、タイガーのように真
っ直ぐにしていてもどちらも打てるのですが、インパクト時はやはり山にして打つのが
良いとされています。

グリップがスクエアであれば、インパクト時にハンドファーストにすると左手首はやは
り山になります。
これがスタンダートですので、いつ山にするかを考えてみましょう。

アドレス時にはこの左手首は谷になっています。
これをインパクトで山にするためにどこかで動かさなければなりません。
そのタイミングが今回のご質問だと思います。

いつ山にするかは様々でいつでも良いのですがどこかに決める必要があります。
なぜならばテイクバック時のヘッドの軌道が変わってしまうからです。

高橋塾ではチェックポイント1の位置、すなわち左腕が7時半(45度)シャフトが水
平になった時に左手首はインパクトの角度にして、そのまま上げてそのまま下して来る
と言う方法です。

これによって軌道が安定しやすく、またズレても治し易いと言うメリットがあります。
しかし、ベンホーガンのようにトップでは山にし、ダウンスイングで谷にし、インパク
トでまた山にすると言う動作を組み込んでも打てますので、どれを選ぶかは自由ですが、
決めたらそれを維持し、ズレを修正して決めたフォームに戻す作業が重要です。

手首はズレ易い事、谷側に曲がり易い事など難点が色々とありますので矯正具を使って
でも決めた形に固定するように努力しましょう。




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