2020年1月3日金曜日

ダウンスイングからどこを意識して振ればいい?


Question

アイアンショットをする際にテイクバックからインパクトに
かけて、身体のどの部分を重点的に使ってスイングするのでしょうか?

私は打ちっ放しでアイアンショットをする際にすべてスイートスポットに当たる
日もあったりするのですが、後日同じスイングをしたはずなのにダフったり
シャンクしたりする日があります。

テイクバックからトップまでの際にアウトサイドに引くことを心がけてはいるの
ですが、ダウンスイングからインパクトにかけてどこを意識して振ればいいの
かわからなくなってしまいます。

よろしくお願い致します。


Answer

これはゴルフあるあるです。
プロにでも成れる勢いの日があれば、もうゴルフを辞めたくなる日もあるのが
ゴルフだと言われています。

そのアップダウンは誰にでもあるのですが、基礎がない人ほどその幅が多きく、
メカニズムで覚え、基礎練習をしている人はその幅があまりありません。

試行錯誤して得たフォームで固まった人でも、20年後に崩れてゴルフ自体を
辞めてしまう、と言う事はトッププロにでも起きうる事です。


ゴルフは毎回同じ事をしなければなりません。
ところが、体が勝手に覚えた動きは脳では認識していない事があり、それを再
現する際に体の感覚がなくなった時には脳が覚えていないので、元に戻せない
のです。

スイングを崩さない方法があります。
それは自分のスイングフォームをどれだけ把握しているかです。
勝手に振って当たってその感覚で固まった人は脳でそのメカニズムを認識して
いません。

そしてその感覚が消えた時にはどうやって振っていたのかが分からなくなるの
です。
質問者さんは恐らくその状態かと思います。

感覚ほど当てにならない物はありません。
いつ忘れてしまうかも分からず、そしてズレていても分からず、同じ感覚でも
違う事をしている場合もあるのです。

これほどいい加減な物はないと言う事をまず認識するべきです。
ところが、その感覚が全てだと主張して、それを維持すれば良いという感覚派
の人達はメカニズムを覚えようとしません。

細かい動きをいちいち頭で覚えるのは面倒ですし、混乱してグシャグシャにな
る事もありますが、一つ一つを分解して定着させていけば良いだけの話です。
ただ、地道な事をコツコツとするのが嫌いな人はこの作業が出来ません。

ゴルフは再現性ですので、ズレた時にどこに戻すのか、あるいは感覚が消えた
時にはどうすれば良いのかを知っておく必要があります。

ただ練習あるのみと言って感覚だけで記憶させていると、ある日突然消えて真っ
白な状態にリセットされてしまいます。
この時にバックアップを取ってある人はすぐに回復するのですが、そうでない人
は数年、長い人は回復に15年も掛かっています。

スイングフォームはメカニズムで習得し感覚で振る。
地道な事をコツコツとする事が大切です。





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