2020年2月16日日曜日

練習場でのスイングがコースでできないのですが


Question

練習場でしているスイングがコースだと全くできなくなります。

あ!違う!って事がスイング中に感じとれますが何が違うの
かが分かりません。

練習場ではたまに声を掛けられるほど当たりがいいですが、
コースに出ると当たらなくなります。
トップの感触が別人のように違う気がします。


Answer

ほとんどの人がこの関門を通って上に行きます。
ここに大きな壁があると言う事です。

景色や状況が変わると自分のスイングができないと言うのはまず
メンタルが大きいと思います。

どんなスポーツでも本番で本来の力が出せるかどうかと言うのが
大きな問題だと思います。

ゴルフは人によっては室内練習場から屋外の60Y程度の練習場
に行っただけでその壁が出る人がいたり、短い練習場から 200Y
の練習場の間にも壁が出る人もいます。

練習場とコースの壁は最後ではありません。
同伴者が変わっただけでダメになったり、練習ラウンドと試合と
の間に壁が出たり、またアマチュア時代にはできたことがプロに
なると出来ないと言う話もありました。

そして同じ試合でも3日目にトップに位置し、優勝が見えて来る
と緊張のあまり寝られないと言います。

このようにゴルフはメンタルのスポーツであり忍耐力を試される
ものです。

では、メカニズム的にはどうなっているかを考えてみます。
緊張のあまりに体が硬くなっている事が一つの原因です。
まず、肩が回りきっているかどうか確認してください。
トップで何かが違うという感覚はこれかも知れません。

どうしても怖いのでスイングが小さくなってしまいます。
これは意識して思い切り大きくテイクバックするようにすると治
ります。

そして緊張して切り返しが早くなってリズムがくるったり、体が
硬くてしなり具合が足りなくなったり、力んで余計な動きが入っ
たりと色々な事が起こります。

また、アドレス時のアライメントのくるいがあります。
これは景色によって肩のラインと足のラインがチグハグになって
いる場合で、立った時に何か違うという感覚です。

スタンス時に何か気持ちが悪くてなかなかしっくり来ない場合は
仕切りなおしてこのエイミングやアライメントを確認する必要が
あります。

練習場でショットが安定したら、今度はコースでの実践練習です。
練習場で完璧だからコースでも完璧だと思ったら大間違いです。
段階を踏んで一つずつ壁を乗り越えていきましょう。




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