2020年6月16日火曜日

本番を意識した練習方法に関して


Question

①1球打つごとに打席から離れ毎回仕切り直す

②1球打つごとに基本的にクラブを変える(連続して打っても
  2回までに制限する)

③素振りはしても練習開始時の1~2球くらいで以降はほとん
   どせずに打つ


Answer

上達の途上では進み具合によって本番を想定した練習を行います。

まずは型を習い、全ての動作が同時にできるようにする事が最初
ですが、それまではクラブを持たずに体だけの動き、下半身だけ
の動き、またクラブを持ってクラブの動きだけなどの色々なドリ
ルによって全ての動きが同時にできるようにします。

そしてある程度定着したらご質問のように持ち替え練習をします。
この際はDR→PW→DR→PWのように一球ずつ交互に打つ事
によって、ワンスイングになっているかどうかを確かめます。

どちらのクラブも体に対しては同じ角度で打てていないと、ショ
ートアイアンが当たっている時にはDRが当たらず、DRが当た
っている時にはショートアイアンが当たらずと言う現象が起こり
ます。

連続で打っている時はその角度を覚えているのですが、一球ずつ
打つ場合、そのダウンスイングの角度を同じにしておかないと一
球目には当たらなくなります。
ラウンドではほとんど同じクラブを二回続けては使いませんので
一球目に当たらないと意味がありません。

次に、これができたらルティーンの練習を入れます。
球の後方に行ってターゲットを見て、そこからアドレスボックス
に言ってセットアップして打つ、と言うルティーンですが、この
際には時間を計って10~15秒で打つ練習です。

また、番手が違うと体重移動の量が違います。
これは番手によってスタンス幅が違いますので、打つ前に右脚に
全体重を乗せ、今度は左足に全体重をのせ、また右に乗せという
足踏みを交互に行い、同時にワグリングをして手首を柔らかくし
ます。

これによってその番手の体重移動の量を確認してより正確に動け
るようになるのです。

また、フルショットなのかコントロールショットなのかなどの打
法の違いに対して、またトップの深さが違うのでその確認には素
振りで行います。
PWはシャフトが60度、DRは水平まで上げる事を素振りで確
認し、曲げ球などもそのイメージを引き出すのが素振りです。

したがって、持ち替え練習ではこの全てをする事でより本番に近
い練習ができますので、フォームが出来てある程度安定したら、
この持ち替え練習をすると良いでしょう。

そして、コースでも同じルティーンで打つ癖を付けることでバカ
な凡ミスを防ぐ事ができます。




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