2020年6月22日月曜日

前倒しは一般的なんですか?


Question

とある雑誌でこんな記事を見つけました。

ダウンスイングで、右手と左手は動かす方向が違うそうで、左手
は真下に降ろし右手は前に(ボール方向に)押し込むとの事です。
要するに前倒しと理解してますが、前倒しは一般的なんですか?

私はアベレージ90くらいでイマイチ安定しません。
TOPからの自然落下で切り返し、自分で腕を返してる感覚は無い
です。

シャフトが寝過ぎて手元が浮きミスになる事が多いと思います。
ワンポイントレッスンを受けた時も手の返しが弱いと指摘を受け、
これがシャフトが寝てしまう原因かなと思いました。


Answer

これは打法によって違います。
コントロールショットやリゾート打法などはあえてクラブを返さ
ず体の回転自体でフェイスローテーションを行います。

また、飛距離を出す打法はギリギリまでリリースせずにタメてか
ら一気にクラブを返しますので、かなりの前倒しが必要になりま
す。

結局クラブを返すとはフェイスローテーションであり前倒しです
ので結果的には同じ事をしています。
シャフトを寝かせて降ろして来る平行落としやレイドオフ打法な
どは後ろ倒しを切り返し直後にしてヘッドから落として来て、途
中で前倒しに切り替えてインパクトとなります。

質問者さんがどんな打法で打とうとされているのか、あるいはコ
ントロールショットなのかフルショットなのかによって違うと思
うのですが、レイトヒティングでリリースをギリギリまでせずに
ヘッドを走らせようとしているのでしたら力によってクラブを返
す動作が必要になってきます。
これが右腕のスナップであり落とし押しであり、総合的な動作を
前倒しと呼んでいます。

もし、左へのスエーも振り遅れもなく右にプッシュしているので
したら、ローテーションは自然+力を入れてフェイスコントロー
ルをされると良いでしょう。

この調整はしっかりと軸の固定とインパクトの手の位置、そして
体の弓具合が正しくできている事を確認してから行ってください。

左に寄りかかっていたり、突っ込み過ぎていてプッシュしている
のにローテーションを大きくして帳尻合わせをするとバランスが
崩れて再現性や安定度を損なう事もありますので撮影しながら丁
寧に調整してください。





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