マッスルバックが難しいとは？

Question

マッスルバックが難しいというのが未だに理解出来ないのですが、

どういうところが難しいのでしょうか？

フルバックでも白ティーでもキャビティーよりマッスルを使った

ときの方がスコアが断然いいです。

現在 HC4.5です。

有利に出来るなら皆さんが仰るキャビティーを使いたいです。

ご教授ください。

Answer

マッスルバック（ＭＢ）はスイートスポットが小さいためにそこ

にクラブの重量が集中していますので球を潰す力が大きく、真芯

を捉えればキャビティーよりも飛距離が出ます。

キャビティーはヘッドの周りに重量を分散してスイートスポット

を大きくしているため、多少芯を外した場合にはＭＢよりも飛距

離が出ます。

これが易しい（優しい？）と言われる由縁です。

したがって芯を外さない人にとってはＭＢの方が有利で、飛距離

が出てスピン量が増えますので操作性が高いクラブです。

ゴルフも片手シングルほどになるとプロと同じような内容のゴル

フになってきますので、バックスピンをできるだけ掛けて硬いグ

リーンでも球を止めないとバーディーが取れないためにＭＢが欲

しくなります。

それに対して中級クラスのゴルファーはとにかくグリーンに近づ

けて拾ってパーを取ると言うのがその内容ですので、スピン量や

曲げ球で番手間を出したり、グリーンヒットで止める必要がない

のでＭＢのメリットがありません。

それよりも、芯を外して大きくショートするより、そこそこ飛ん

でくれてグリーンにより近づいてくれた方が有難いのです。

ただ、プロでもハーフキャビティーを使っている選手はいますの

で、スポンサーの宣伝目的だけではなく、本人が納得した上での

使用かと思われます。

中にはＭＤと同じくらいのバックスピン量が出せると言うクラブ

もあるようですが、ＭＢで満足されているのでしたらあえて替え

る必要はありませんが、操作性がＭＢと同じハーフキャビティー

でしたら試してみる価値はあるかも知れません。

因に、硬いシャフトのＭＢを使う事で芯を外した時に打感ですぐ

に分かりますので、中級ゴルファーでも修正のきっかけになりま

すし、最初から直接グリーンヒットで止めてと言う内容のゴルフ

を目指している方でしたらスコアに関係なくＭＢを使う事をお奨

めします。