Question
よくトラック1杯分くらいのボールを打たないと上手くなれないとか言
われてますが、私はトラック1杯くらい余裕で打ってるのに下手です。
どうしてでしょうか?
Answer
上手くなるには色々な条件があり、その中の一つにトラック一杯と言う
のがあるだけで、それだけでは不十分かと思います。
どのくらいの期間にどの程度上達するかなどの種類は恐らく分類したら
1万種類くらいあり、条件が揃わない人は一生上手く成りません。
上手くなるかならないかだけで2種類しか考えておられないようですが、
3年でプロの試験が通るだけ上手くなるのか、30年経ってやっと両手
シングルになるのか、あるいは一生100が切れずに終わるのか、また
はその中間なのかで千差万別と言う事になるかと思います。
やる気や才能があって、それなりの良きコーチに出遭えば10年以内に
はプロとして賞金が稼げるだけの「上手くなる」人はいるはずです。
しかし、途中で気が変わったり、怪我をしたり、お金が続かずにコース
に行けなくなったり、迷って成長が止まったり、スイングが崩れて転落
したりと色々な事が起こります。
ボールを打つと言うのは定着期間には必須条件です。
しかし、フォームを作る段階では球打ちは要りません。
そして、全ての動きが1秒半の間に完全に入るかどうかの段階になるま
では素振りで十分で、そこに到達するまでに数年掛かる事があります。
そして、その動きを定着させるのにさらに数年掛かり、できたら球打ち
をして方向調整やミート率を上げる精度の練習が必要なので、この時に
はトラック一杯分の球打ちによって調整を行います。
また、それで精度が上がってもスクラッチ程度で、そこからはベタピン
率を上げる練習に入ります。
常にどんなコースでも60台で回れるようになるには、飛距離をコント
ロールした打ち方やスピン量をコントロールした打ち方、曲げ球や特殊
な打ち方などが出来る事が条件となり、縦距離で1~2Yの違いを打ち
分ける技術を習得し、その腕を磨かなければならず、またそれを維持す
るためにトラック何杯分もの球を打たなければなりません。
無暗に打っても下手を固めるだけになる事もありますので、球数ではな
いと言う事を認識してください。
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