2020年7月5日日曜日

トップで左肩を下げると調子が良い


Question

スイング時、トップで左肩を下げるように
すると調子が良いです。
手打ち防止が原因でしょうか。

上手な方も左肩の意識はありますでしょうか。


Answer

軌道を決める重要なポイントが左肩の位置です。
トップで左肩が上がっている場合と一番下げた位置では恐らく5
cmほどの差があるかと思います。

この5cm高い位置からダウンスイングで引っ張って来ると軌道
はアップライトになり、5cm低い位置から引っ張るとフラット
になります。

軌道は肩の軌道、手の軌道、そしてヘッドの軌道とありますが、
肩の軌道がフラットだと、その延長上に手やヘッドが行こうとし
てヘッドの軌道もフラットになります。
したがって、力んでスイングが速くなった時にはヒールトップす
るのです。

肩の軌道は人体構造上オンプレインまでアップライトにするのは
無理なのですが、あまりにもフラットで手やヘッドの軌道と違っ
ていると無理があり効率を落としてミスを多発します。

理想はこの3軌道が一面上を走る事で、もしそれが可能だったと
すると思い切り肩をまわしてもヘッドは軌道を外しません。
むしろ、オンプレインに修正されて速度を上げるほど当たるとい
う原理です。

したがって、この三軌道一面化は理想のフォームですので、でき
るだけ肩は縦軌道にする事で自然に当たる型に近づきます。

中期の頃の打法は肩は水平に回せと言うのが教科書だったのです
が、30年ほど前から世界の打法は進化しています。

やはり高速打法や超高速打法には合わない動作がありますので、
昔の古い打法や違う打法とはミックスしない事が大切です。




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