2020年10月8日木曜日

高校一年からゴルフ始めても遅くないですか?

 

Question


高校一年からゴルフ始めても遅くないですか?


Answer


昔から「意志あれば道あり」と言われています。

恐らくプロになる事を目標にしているのだと思います。

最近は幼少期からゴルフを始めて10代でプロに入る人が多い

のですが、逆にに大学を卒業した時からゴルフを始めてプロに

なった選手もいます。


研修生だと上には行けないとか、背が足りないだの、才能がな

いだとの出来ない理由を並べる人が多いのですが、要はやる気

の問題です。どれだけ努力できるかです。


どこまでやる気があるのかでその人の人生が決まりますので、

無駄なく遠回りせずに頑張れば良いのです。


プロの試験に合格するためには60台で常に回れるだけの実力

が最低必要です。

そのためには再現性を最高レベルまで高めなければなりません。


まずスイングは100%パーオンができるほど定着させる必要

があり、プロになってからはそれ以上が求められます。

また、寄せワン率を上げてボギーを出さない練習です。


問題はいかに遠回りしないかです。

アマチュアで優勝してプロ入りしても脱落した選手もいれば、

世界ランキング1位になってスイングを崩してゴルフを辞めて

しまったり、あるいは、試合中に突然スイングをおかしくして

修正できずに滑落した選手など、ほとんどのプロが上位を維持

できていません。


多くの選手はプロになってから飛距離が足りない事に気が付き、

途中で改造をして失敗したり、ズレの修正ができずに崩してし

まったりで簡単に順位を落としてしまいます。


スイングの定着は3年は掛かります。

そして十分に再現性が高まるには10年掛ります。

しかし、改造したりズレを放置しておくと、再現性を崩してし

まいます。

最悪の場合は10年掛かって積み上げた再現性でもゼロになっ

てしまうのです。


したがって、再現性は崩せないものとして最初から充分な飛距

離の出る打法を習得しておく事や、ズレやブレなども自分で調

整や修正をする能力が必要で、ほとんどのゴルファーは遠回り

し、10年以上寄り道をしているプロがほとんどです。


日本の男子界では10年後には300Yは当たり前ですので、

そこまで飛ばせる打法を教えられるというコーチを探して師事

する事や、自分で診断し修正するノウハウを習っておく必要が

あります。


6年で受験し、10年までには試合に出る資格を取ることです。

上手く行けば10年後にはシード選手にまで成れるかも知れま

せん。どこまでできるかは本人しだいです。


遠回り、空回り、迷路に陥ったり努力を怠るとすぐに後戻りし

ますので、逆に言えばそのような人達に追いつく事ができると

言う事です。


自分の人生は自分で切り開くしかありません。

遅いか遅くないかはやってみないと分からないでしょう。




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