2020年12月12日土曜日

プロゴルファーについて質問です


Question


プロゴルファーは全員ゴルフで生活が出来ているのでしょうか?

そもそも プロゴルファーの収入ってトーナメントの賞金のみな

んでしょうか?


Answer


まず、プロと言う定義や認識が定かでない事から一概に言えない

かも知れません。

ゴルフで食べている人をプロと言う、と言う人と、ゴルフ団体の

資格を取得している人をプロと呼ぶ、などと言う人がいますし、

団体が発行する資格でもツアープロとレッスンプロの違いもあり

ますので試合に出ている人だけがプロではありません。


一番大きな団体がPGAで、そこで発行する資格が一番重宝されて

いるのですが、毎年30~50人程のトップ選手を5次試験まで

闘って勝ち取ると言うプロセスのようです。


しかし、プロ資格とトーナメント出場資格は別で、賞金を稼ぐに

は出場資格を取らなければなりません。


出場資格のないプロ資格を持った人は数千人いると言われ、毎年

会費を払ってそれを維持します。


出場資格を取得し、予選を通れば賞金は入って来るのですが、出

場するために参加費も必要です。


ツアープロの収入は賞金だけではなく、スポンサーとの契約金が

あり、通常は賞金の5倍と言われています。


石川遼選手のように20倍とか言う選手はまれですが、24億円

を稼ぐ選手がいるかと思えば、世界のトップ選手のタイガーウッ

ズは数年間100億円以上稼いだ事がある選手もいます。


しかし、ほとんどの資格保持者は赤字で、資格を取るだけではな

く、出場する度に旅費や宿泊費などは全て自前ですので、採算の

取れている選手は日本では70人程度だとも言われています。


ルール改正があったり、女子ツアー、シニアツアーなどはまた別

ですが、世界のツアープロ達はPGAの男子レギュラー大会だけで

も125位までがシード選手で、出場資格試験が免除されます。


アメリカツアーの賞金は日本の10倍ほどあり、世界中の選手が

集まりますのでレベルが高い世界です。

現在男子ツアープロでアメリカをベースに闘ってるのは松山選手

だけですが、女子は全米オープン出場者は2020年は19人と

レベルが徐々に上がっているようです。






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