Question
プロゴルファーは全員ゴルフで生活が出来ているのでしょうか?
そもそも プロゴルファーの収入ってトーナメントの賞金のみな
んでしょうか?
Answer
まず、プロと言う定義や認識が定かでない事から一概に言えない
かも知れません。
ゴルフで食べている人をプロと言う、と言う人と、ゴルフ団体の
資格を取得している人をプロと呼ぶ、などと言う人がいますし、
団体が発行する資格でもツアープロとレッスンプロの違いもあり
ますので試合に出ている人だけがプロではありません。
一番大きな団体がPGAで、そこで発行する資格が一番重宝されて
いるのですが、毎年30~50人程のトップ選手を5次試験まで
闘って勝ち取ると言うプロセスのようです。
しかし、プロ資格とトーナメント出場資格は別で、賞金を稼ぐに
は出場資格を取らなければなりません。
出場資格のないプロ資格を持った人は数千人いると言われ、毎年
会費を払ってそれを維持します。
出場資格を取得し、予選を通れば賞金は入って来るのですが、出
場するために参加費も必要です。
ツアープロの収入は賞金だけではなく、スポンサーとの契約金が
あり、通常は賞金の5倍と言われています。
石川遼選手のように20倍とか言う選手はまれですが、24億円
を稼ぐ選手がいるかと思えば、世界のトップ選手のタイガーウッ
ズは数年間100億円以上稼いだ事がある選手もいます。
しかし、ほとんどの資格保持者は赤字で、資格を取るだけではな
く、出場する度に旅費や宿泊費などは全て自前ですので、採算の
取れている選手は日本では70人程度だとも言われています。
ルール改正があったり、女子ツアー、シニアツアーなどはまた別
ですが、世界のツアープロ達はPGAの男子レギュラー大会だけで
も125位までがシード選手で、出場資格試験が免除されます。
アメリカツアーの賞金は日本の10倍ほどあり、世界中の選手が
集まりますのでレベルが高い世界です。
現在男子ツアープロでアメリカをベースに闘ってるのは松山選手
だけですが、女子は全米オープン出場者は2020年は19人と
レベルが徐々に上がっているようです。
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