2020年12月13日日曜日

クラブを替えたら当たらなくなった

 

Question


ドライバーが得意クラブだったのに急に打てなくなりました。

この不調はクラブを変えてから起こりました。

クラブのせいかと思い以前使っていたドライバーを練習場で

打ってみましたが当たっても右にいきます。


好調のときはストレートでした。

スコアは100くらいの物です。

とにかく焦ってしまいどうしてよいかわかりません。


右にいくだけでなく芯をとらえられなくなっています。

以前は真ん中にちゃんとあたっていたと思います。

クラブはテーラーメードのR7からM 6に変えました。


Answer


このような症状は良くある事で、酷い人は毎日あります。

そのほとんどの原因はスイングが定着していない時期だからです。

この定着するまでの期間はちょっとした事でスイングが崩れます。


したがって、また元のクラブに戻したとしても恐らく以前のよう

には当たらないと思います。

当たるようでしたら新しいクラブのスペックに問題があります。


シャフトは古い物ほど硬く、徐々に軽くなって柔らかくなってい

ますので、昔の S が今の X よりも硬い事はご存知だと思います。


単にシャフトのしなり具合が違ってインパクトのタイミングがズ

レて当たらなくなったのであれば、元のクラブに戻せばまた得意

クラブになるはずです。


このように何かのきっかけでスイングが崩れる事は良くある事で

特に動作が定着していない最初の3年間は頻繁に起こります。

極端な話、毎打違っていたり、日替わりスイングだったり、定着

していない間はフォルダーが沢山出来てしまいます。


これをワンスイングにしなければなりません。

一つの打法で打つというフォルダーを一つにし、他の打ち方が出

ないように練習して定着をさせる必要があります。


トッププロでも結婚式があった、メジャーに勝って忙しくなった、

などと、ゴルフとは直接関係のない事であってもそれがきっかけ

で崩す事があります。


したがって、スイングはメカニズムで覚えて、頭でも記憶させる

必要があります。

感覚ほどいい加減なものはなく、人によって違い、日によって変

わります。


打法はまず頭で理解して、どこをどう動かすのかが納得するまで

勉強し、その動作を体現して定着させる事です。


そして定着するまでは変えない事、欲を出して飛距離を出そうと

力を入れたりスピードを上げたり、余計な事はせずにとにかく毎

日コツコツと同じ動作の反復です。


当たらない時は素振りだけでスイングを定着させる事です。

毎回同じ所にヘッドが落ちるまで何か月でも素振りをして、同じ

所に落ちるように安定したら、そこに球を置くだけで当たります。




0 件のコメント :

コメントを投稿