Question
ユーティリティのみスライスします。
苦手です。御教示願います
Answer
スライスはフェイスがインパクトで開いている状態です。
この原因は色々とあるのですが、これ一本だけで他は真っ直ぐに飛
ぶ場合はほとんど道具が原因です。
と言うのは他の番手と合っていないと言う事です。
元々クラブは13本とも全部同じ規格で揃えてなければならないの
ですが、アイアンセット、ウッドセットと別々に販売され、しかも、
最近はユティリティー(UT)セット、ウエッジセットと規格の違う番
手を無理やり合わせて使わせています。
恐らく質問者さんはUTは一本だけ使われているのだと思いますので、
それだけ違う規格なのだと思います。
元々ドライバーは 42インチだったのを販促のために徐々に長くして、
それをマイナーチャンジだと称して長年の間に 3 インチも伸ばして
結局それが標準だという事になってしまいました。
13本のセットはまずウエイトバランスが同じで、総重量、シャフ
トの長さ、ライ角、シャフトの硬さ(トルクも含め)などを一直線
の流れに揃えてあったのですが、その長さをを勝手に変えてしまっ
たために材質を変えて軽くしたり、総重量を一直線に見えるように
表を作ったり、シャフトの硬さやヘッドの重さを操作してなんとか
元々の出来上がっていた規格に見えるように細工してきました。
ところがドライバーだけ長くするとそれがバレるので、ウッドも長
くしたのですが、アイアンとウッドの間のギャップがあまりにも大
きくなったために、UT は同じロフト角でもアイアンよりシャフト
が長くなっています。
この50年間にメーカーはシャフトの長さや硬さの表示を変え、番
手ずらしをして昔の5番アイアンは今では7番か8番アイアンと表
示され、昔の S 表示のシャフトの方が今の X より硬いという矛盾
だらけの商品が溢れ返っています。
シャフトを規格を破って長くしたウッドやドライバーは振り遅れる
ために軽くしたり、フックフェイスにしたり、またライ角を変えて
スライスがでないようにしているのですが、たまたま UT はアイア
ンと同じにスクエアにするか、フックフェイスにするかで機種ごと
に違っていますので、恐らく質問者さんの UT はストレートフェイ
スかシャフトのトルクが高いか、総重量が重いなどの他のセットと
違うスペックなのでスライスが出ているの可能性があります。
したがって、アドレスでフェイスを左に向けて合わせるか、球を内
側に入れて打つかなどの調整ができますが、違うスペックの UT を
試し打ちしてみると良いかも知れませんね。
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