2021年1月17日日曜日

マンブリでもドローが打ちたい

 

Question


インサイドアウト軌道でのスイングは腰から始動するように意識して

練習しており、少しずつではありますが、定着しつつあり、ドローボ

ールを打てるようになってきました。


しかし、フルスイング(マン振り)しようとするとどうしても腕に力

が入ってしまい、スライスになってしまいます(アウトサイドイン軌

道になってるんだと思います)。


何を意識すればフルスイングでもドロー軌道の強い球を打てるのでし

ょうか?悩んでいます。


Answer


一概にマンブリと言ってもどこに力を入れるかは人によって違います

ので、どうすれば良いかはそれぞれ違います。


ほとんどの方はマンブリをすると切り返しから肩を開く力と引き落と

しに力を入れ、肩が水平に近い角度で回っているためにヘッドが浮い

てヒールトップします。


また、肩を先に回すためにアウトイン軌道でフェイドになってしまっ

たり、体重移動が間に合わずに引っ掛けたり、振り遅れてスライスに

なったりが主な症状です。


打球速度を上げるには勝手に力を入れてもダメです。

まずヘッドスピードが上がるクラブの動きを習得する必要があり、そ

れからその動作にパワーを入れるために全身を使い、体のそれぞれの

部位の動きの相乗効果によってパワーを出すのであり、その通りに動

かさないと軌道がずれたり、タイミングやバランスが崩れて当たらな

くなってしまいます。


これは各部位の動作を正しい筋肉で動かせるようになり、それをそれ

ぞれ定着させた上で、その動作ごとのタイミングを訓練によって合わ

せ、縦横バランスや重心バランスを調整して仕上げる作業が必要で、

一夜にして出来る事ではありません。

この飛ばしの動作習得から調整作業には通常3年から5年掛かります。


したがって、一番簡単なのはマンブリしない事です。

飛距離を伸ばすのでしたら、この15種類程度の飛球術を習得し、時

間は掛かりますがしっかりと忍耐を持って仕上げれば確実に300Y

近くは出せるようになるでしょう。





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