2021年2月2日火曜日

バックスイングのヒンジコックについて


Question


バックスイングでヒンジコックをつくりますが、その角度は腕と

クラブが90度くらいの絵が多いのですが、それより曲げてもいい

のですか?

左手首の力加減はどれくらいがよいのか教えてください。


Answer


テイクバックで左腕が水平になるポジション3(P3)の形ですが

タイガーウッズやマキロイはコックを90度にしていました。


ところが、2017 年頃にタイガーウッズが手術を終えて戻って来

た時には、これからは今までとは違うゴルフをしなければならな

いと言って体を労わった振り方にしたのと同時にこの部分を改造

しています。


それまではアーリーコックのレイトヒティングと言う中期からの

コンセプトで打法が組み立てられていたために、P3では直角にな

っていました。


ところが、彼はこれをレイトコックにするために、ヒンジを遅ら

せたのです。

そのために、P3では左腕は水平なのですが、シャフトはまだ水

平に近い角度でヒンジをあまり行っていません。


そして、トップに到着した時にヒンジが完成すると言う、コック

を遅らせる上げ方にしたのです。


これによってトップでぶつかって弾かれて戻って来る力が使える

ようになり、ゆったりと振ってもヘッドが走るようにしたのです。


https://www.instagram.com/p/B8uNQTXlj57/?utm_source=ig_web_button_share_sheet


質問者さんはその反対にしようとしているのかと思います。

確かに早めにコックするとテイクバック時の力が少なくて済みま

すが、メリットはそれくらいだと思います。

また、90度以上曲げるためにはほとんどの人は手首を甲側に曲

げないと曲がりません。


甲側に曲げると軌道が縦になって、中期の頃の打法になるかある

いはオーバースイングにするとドラコン打法のようになると思い

ます。


それを狙っておられるのでしたら良いのですが、最新の欧米打法

を目指しておられるのでしたら、アーリーコックかまたはレイト

コックのどちらかになるかと思います。


また、左手首の力は軌道がズレない程度で、特に切り返し後は柔

らかくして、手とヘッドとの時間差を大きくする事でヘッド速度

が上がります。




0 件のコメント :

コメントを投稿