Question
バックスイングでヒンジコックをつくりますが、その角度は腕と
クラブが90度くらいの絵が多いのですが、それより曲げてもいい
のですか?
左手首の力加減はどれくらいがよいのか教えてください。
Answer
テイクバックで左腕が水平になるポジション3(P3)の形ですが
タイガーウッズやマキロイはコックを90度にしていました。
ところが、2017 年頃にタイガーウッズが手術を終えて戻って来
た時には、これからは今までとは違うゴルフをしなければならな
いと言って体を労わった振り方にしたのと同時にこの部分を改造
しています。
それまではアーリーコックのレイトヒティングと言う中期からの
コンセプトで打法が組み立てられていたために、P3では直角にな
っていました。
ところが、彼はこれをレイトコックにするために、ヒンジを遅ら
せたのです。
そのために、P3では左腕は水平なのですが、シャフトはまだ水
平に近い角度でヒンジをあまり行っていません。
そして、トップに到着した時にヒンジが完成すると言う、コック
を遅らせる上げ方にしたのです。
これによってトップでぶつかって弾かれて戻って来る力が使える
ようになり、ゆったりと振ってもヘッドが走るようにしたのです。
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質問者さんはその反対にしようとしているのかと思います。
確かに早めにコックするとテイクバック時の力が少なくて済みま
すが、メリットはそれくらいだと思います。
また、90度以上曲げるためにはほとんどの人は手首を甲側に曲
げないと曲がりません。
甲側に曲げると軌道が縦になって、中期の頃の打法になるかある
いはオーバースイングにするとドラコン打法のようになると思い
ます。
それを狙っておられるのでしたら良いのですが、最新の欧米打法
を目指しておられるのでしたら、アーリーコックかまたはレイト
コックのどちらかになるかと思います。
また、左手首の力は軌道がズレない程度で、特に切り返し後は柔
らかくして、手とヘッドとの時間差を大きくする事でヘッド速度
が上がります。
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