Question
無料動画レッスンの解説で、シャロースイングはシャローに入る事
とインサイドから入る事で飛距離が伸びると言う説明をしているプ
ロがいるのですが、原理が良く分かりません。
解説をお願い致します。
Answer
巷で最近騒がれているシャロースイングですが、飛距離が出る理由
は上記のどちらでもありません。
この動きはレイトヒティング度を上げる事でヘッド速度が上がると
言うのが原理です。
では、どうしてヘッド速度が上がるかです。
これはシャフトを寝かせてダウンスイングをする動作が入っており、
これを「後ろ倒し」と言います。
この動作によって腕のローテーション(骨を軸とした回転)がさら
に深まる事で、インパクト直前までリリースしない事になり、これ
がレイトヒティングと言って、リリース開始ポイントを遅らせる飛
球術の一つになります。
レイトヒティングの一つにリストローテーションがあります。
また、肩のヨジリのタイミングを遅らせる事によってもレイトヒテ
ィングが出来ますので、肩が先回りしないように球を正面で捉まえ
ろと言う指導もこのローテーションが関与しています。
また、練習法としてはダウンスイングで右の壁にぶつからないよう
にとか言うのではなく、ヘッドを後ろに倒して、ヘッドから落とす
ような動きにする事でレイドオフ打法や平行落とし打法などの動作
が可能となりますので、シャロースイングは特に新しく珍しい打法
ではないと言う事もお分かりだと思います。
なお、レッスンビデオや雑誌での解説は9割はいい加減ですので、
惑わされないように注意して下さい。
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