2021年5月10日月曜日

ヘッドを元の位置に戻すにはテイクバック?


Question


ゴルフの練習をしていて気付いたのですが、打ち方をどうこう考える

前に要するに、スタンスして構えたところにクラブのヘッドが戻って

くればいいのですよね?


逆に言うと、元の場所にヘッドが戻るようにスイングするにはどうテ

イクバックをすればよいか?

理論的には正しいでしょうか?


Answer


はい、もちろん同じ所にヘッドが戻って来るようにスイングする事な

のですが、その位置だけではなく、インサイドアウトで通過するのか、

それともアウトサイドインで通過するのか、またフェイスの向きがど

ちらを向いているか、そしてどのくらいのスピードなのかも大切です。












そのためにはテイクバックが安定していないと元の位置にすら戻って

来なくなり、どう切り替えるか、どうダウンスイングをするかでもま

た違ってきます。


また、地面にある球はダウンブロー、ティーアップしている球はアッ

パーになるように、最下点の手前で打つか後で打つかなどもバックス

ピン量を考えた場合には必要で、それにはフォームと言う型を覚える

事が大切です。


スイング打法にはそれぞれの制限や許容範囲の違いがあったり、タイ

ミングや縦横のバランスなどが違います。

したがって、その打法の基本動作をまず身に着け、それを今度は定着

させることで安定した球が打てるようになります。


200Yの飛距離でFWに落とすにはほとんどどんな振り方をしてい

ても良いのですが、300Y先のFWに落とすにはそれなりの動作と

精度が必要です。


ヘッドスピードを出すために手だけではなく体も使かい、下半身や脚

なども全てを使って振るために、テイクバックではどの部位はどう動

かすのか、どのタイミングで連動させるのかなどの調整を行い、効率

を上げて無駄な動きを取り除き、再現性を高める練習をします。


まずは目指す打法の型をそのまま身に付ける事が大切で、模索してい

ては一生はすぐに終わってしまいます。


ゴルフは再現性ですので、早く型を習得して早く定着させる事です。

試行錯誤しているといつまで経っても再現性は高まりません。


それには打ち方をどうのこうの考える前に空手や柔道と同じでまず型

を覚える事、そして条件反射のレベルになるまで定着させる事です。

それから仕上げとしてバランス調整、タイミング調整、そして方向調

整を行う事で仕上げて実践で初めて使えるのです。


質問者さんは新しい打法を作る積りなのでしょうか?

600年とも言われる先人の知恵と経験の結集で型が出来上がってい

るのに、それを今からご自身で作ろうとされているようです。

無駄な事は辞めてプロと同じ打法で既に出来上がっている型を習得し

ましょう。





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