2021年5月9日日曜日

スイングで一番重要なのは正しい手の使い方?










Question


スイングで一番重要なのは、正しい手の使い方を覚えることですか。

それとも、下半身リードのスイングを覚えることですか。

それとも、それ以外ですか。それ以外だったら、それは何ですか。


Answer


ゴルフで一番重要なのは再現性です。

どんなスイングでもその動作が定着していなければスコアメイクは出

来ず、毎回同じ事ができなければなりません。

それは手だけではなく全身の動作やタイミングなど全てです。


そして、次に打法です。

打法は人によってそれぞれ違います。

厳密に言えば人の数だけ打法があると言っても過言ではありません。











その五万とある打法の中で世界トップクラスの打法はせいぜい基本的

に数種類でしょう。


たかが1秒半のスイングですが、ヘッドの軌道の角度や手の軌道や動

き、重心位置や腰の動き、肩や脚の動作などは人によって微妙に違い

ます。


しかし、効率の良い動きはさほど多くはありません。

またタイミングやリズムなども数えるほどしかないのですが、その組

み合わせとなるとかなりの数になります。










そこでスコアはそれらの部位の動作が毎回同じである事、何度やって

も意識せずに同じ動作しかできないようになるまで定着させ、それぞ

れの部位がタイミング良く連動し、効率良く動くリズムでスイングす

るとで良くなります。


ただ、飛ばない打法でも再現性さえ上げればある程度はスコアは良く

なるのですが、距離の長いホールでは精度が落ちます。

その差はどうしても埋める事ができない限界があります。










たとえば、パー4でも 520Y と言うホールがあります。

200Y しか飛ばない人だと一打目 200Y 二打目 180Y 三打目に140Y 

となり、三打目でベタピンにつけない限りパーすら取れません。


ところが 300Y 出せる人だと2打でオンできますので、バーディー

が取れる可能性があり、外してもパーです。


このように飛距離はかなりのアドバンテージですので打法も重要です。

そして、アイアンの精度を上げる事によってベタピン率が上がり、レ

ベルの高いゴルフができるのです。














トップレベルの打法を完全にマスターするには習得するだけで3年は

掛かります。

そして、完全に定着させ、精度を上げるのにさらに3年掛ります。

200Y のスイングだったら5分で打法は覚えますが、やはり定着には

同じ年月が掛かります。


小さくまとめるか、頂点の打法を習得するか、あるいはその中間にす

るかは自由ですが、定着にはほぼ同じ時間が掛かりますので、目標に

応じて選択して下さい。




 

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