2021年5月11日火曜日

本コースのセカンドでチョロ


Question


練習場では絶対出ない、チョロ。

本コースのセカンドショットで数回出てしまいました。


ヘッドアップや力みでしょうか? 何が原因ですか?

宜しくお願いします。


又、ヘッドアップはどうしたら防げますか?


Answer


チョロも色々とありますので、今回は球の頭を叩いて起きる超トップ

でのチョロと仮定してお話をしましょう。


セカンドと言うからにはアイアンだと思いますのでヘッドが浮く事と

仮定してみると、ヘッドアップはその原因を誘発している可能性があ

ります。


その癖を抜くにはスローで素振りの反復、そして本振りでも球を追っ

ていないかの確認で、ヘッドアップしなくなるまで反復によって定着

させます。


フェイスアップとかヘッドアップとか言いますが、ヘッドが外回りす

るシャンクではなく、単に浮いている場合は起き上がり、伸び上がり

なども考えられ、特に体全体の高さが変わっていないかも追及してみ

る必要があります。


例えば上下運動が激しいとか、そもそもアドレスで前傾が足りないと

か、テイクバックで前傾が起きたり、沈んでジャンプしたりとインパ

クトで何をやっているかです。


ヘッドが浮いて通過する場合は縦横のバランスがくるって、横の動作

が強くなったり縦の動作が弱まったりしている場合も起きます。


スイングに使う動作は横、縦、両方の3種類あり、横の動作が強くな

ってヘッドが浮く場合には三軌道を一面化すると良いでしょう。★


これは左の肩をトップの位置で下げる、そしてダウンスイングで左肩

を後ろに引かない事です。

もちろん肩が充分に回っていないとトップしますので、アイアンでも

しっかりと90度は肩を回します。


この肩の軌道がヘッドの軌道、そして手の軌道にできるだけ近い縦の

プレインにするとマンブリしてもヘッドは浮かなくなります。

ただ、縦横のバランスが崩れて逆にダフる事もありますので、バラン

スの取れたその位置を体に覚えさせる反復練習が必要です。


また、腰の高さが普段は左の膝が伸びていない状態で打っているのに、

その時だけ伸びていたり、起き上がりがあったりで球から遠ざかる事

が原因で起きる場合もあります。


このようにヘッドの軌道が浮く事でトップしますので、縦を強くして

第七頸椎が地面から離れないようにする事や、ダフるのが怖くて左肩

が縮こまってクラブ全体を持ち上げた状態でスイングしていないかも

確認が必要です。


緊張下では何をしているか分かりません。

リズムとテンポを一定にする事や力みが入らないようにする事も確認

が必要で、ラウンド中の撮影も必須です。



★ 三軌道一面化

左肩が球からの直線上で回転

するとヘッドが浮かない


スイング速度が速くなったり

してシャンクする場合もこれ

が効果的



高速スイング時代には欠かせない肩の動きです。



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