2021年5月19日水曜日

ドライバーが調子いいとアイアンがダメ











Question


ドライバーが調子いいとアイアンがダメって何か、理由ありますか?


Answer


ドライバーが当たっている時にはアイアンが当たらない、アイアンが

当たっている時にはドライバーが当たらない、と同時に調子が良くな

る事がなかなかないと言う症状はセットアップに問題があります。


近代ゴルフのクラブは全ての番手で体に対して同じスイングプレイン

角で振って当たるように設計されています。

したがって、番手ごとに前傾角や球との距離が決まっているのですが、

その通りにアドレスしていない事がまず一番の原因です。


アイアンのライ角は番手ごとに0.5度ずつ変えています。

それが何を意味するかです。

また、球と自分との距離が各番手ごとに違いますが、これはシャフト

の長さが違うからです。

この辺の原理を考えれば分かるかと思います。


ところが、ほとんどのゴルファーはアバウトに立ち、いい加減な距離

でアドレスしているので、その都度違う角度で振っています。

これではスイング自体が定着しません。


たとえば9番アイアンはつま先からボールまでが50cmだったとす

ると、最初は51cmで打ったり、49cmで打ったりして、そのう

ち50cmで当たると、その距離を何となく覚えてそこに球を置くよ

うになります。


そして今度は7番アイアンの練習にはまた同じ事をすると、9番の距

離を忘れてしまい、9番に持ち替えた時にはまた違う距離に立ってし

まいます。


これでは手探り状態で偶然当たるのを待って、何度か当たらないとそ

の距離だけでも覚える事ができません。

これと同様に前傾角度も番手ごとに全部違いますが、ハンドダウンに

したり、ハンドアップに構えるとまた球との距離も前傾も違う状態

で練習する事になるのです。


そして、勘が良く練習量が多い人はアバウトにその距離や角度を覚え

てなんどなく当たるようになるのですが、最初の一球目に当てないと

二球目からいくら当たってもスコアにならないのです。


ドライバーが当たっている時は体に対してのスイングプレイン角度を

体が覚えていますので、アイアンを持った時には体はその角度で振ろ

うとします。

これが原因で初球は当たらず、二球目からは体が調整して何度打って

も当たると言う症状になります。


そして、アイアンをしばらく打っていると体はそれ用のプレイン角で

振るようになり、次にドライバーを持つと一球目はアイアンの時の角

度になるので当たらないのです。


本来、アイアンもドライバーも全てのクラブは体に対して全く同じス

イングプレイン角で振って当たるように設計されているのにも関わら

ず、その通りにしないからこの様な事が起こるのです。


ほとんどの人はアイアン用、UT用、ウッド用、ドライバー用と4種類

の前傾角度を定着させる練習をして4倍時間が掛かり、13本とも違

う角度で構えている人は13倍遠回りし、毎回球の距離が違い、前傾

角度が違い、ハンドダウンにしたり、姿勢が違っている人は一生定着

しないのです。


毎回計測して正しい姿勢で構える事が大切です。



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