2021年5月6日木曜日

友人と行くと必ずシャンク









Question


練習場に一人で行ったら大丈夫なのに、友人と行くと、必ずシャンクが

出て、しかも止まりません。何故でしょうか?


Answer


恐らくメンタル的な変化が影響して違う動作やタイミングのズレが生じ

ているのではないでしょうか?


知り合いに見られていると思うと緊張するものです。

ミスしたら恥ずかしいとか、ナイスショットを見せてやりたいなどと思

うかも知れません。


では、緊張した時には何が変わるかです。

まず可能性として考えられるのはスイング速度です。

リラックス下と緊張下では時間の流れの感覚が違っているのか、どうし

ても速くなってしまいがちです。


また、力みが出て軌道がズレたり、強度の緊張下では筋肉が硬直してま

ともに動かない事があり、肩が充分に回っていない事があります。


またリズムが違ってしまい、打ち急ぎや振り遅れなど、様々な事が起こ

る可能性があります。


このように普段する事ができないと言う場合には二つの方法があります。

一つは技術的な問題で、緊張下でもミスにならない筋肉の使い方やフォ

ームにする事、そしてリズムとテンポを刻みながら打つなどで、定着度

を上げて再現性を高めるなど色々な対処法があります。


ラウンド中にも緊張して肩が回らない事は良くあります。

緊張だけではなく疲れてきたり余計な事を考えていたりしても可動域が

狭くなる事があります。


打つ前に一度正しい位置まで体を回して硬直した筋肉をほぐす事や、定

着度が低い部分のリハーサルスイングを行って確認すると良いでしょう。


また、メンタル的な対処としては呼吸法で深呼吸したり、瞑想的な無を

作る事など、雑念を排除する訓練をしたり、その友人と常に一緒に行く

事で慣れる事です。


同じミスが止まらなくなると言うのは初打に問題があります。

最初に違う振り方をしてしまって、それが普段のスイングだと思い込ん

でいる事がありますので、打つ前に充分に準備する事です。


練習のルティーンとしてストレッチから入り、可動域を広げてから小さ

いスイング、短い番手から徐々に大きくして、まずは力まないで済む立

ち上げをする事です。


良く練習場に着くなりすぐにドライバーを振り回している人がいますが

最初に打った打ち方が一日中治らなくなる事があります。


ドライバーはどうしても飛ばさなければならないと言うイメージがあり、

力が入ってしまいがちですので、最初にチップショットなどの寄せの練

習から入って息を整える、習字の墨擦りで精神統一をするような積りで

心の準備をしながら大きなスイングにすると良いでしょう。




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