Question
持ち玉は、フック、チーピンです。
カット打ちしようとしても、引っ掛けで左にいってしまいます。
フェイス開いて打つと右プッシュか、シャンクします。
どの様なイメージで打てば良いのか、宜しくお願い致します。
Answer
この段階で意図的なフェイドやドローはまだ早いので、取り合えずは
ストレート球を打つ練習をお薦めします。
インパクトでフェイスの向きがスクエアでヘッドの軌道がスクエアな
ら打球は真っ直ぐに出るストレート球です。
これが打てる事がまず基本で、ダウンブローに打つと最下点の手前で
インパクトになるために軽いドローになり、ドライバ―は逆にアッパ
ーで打つので軽いフェイドになりますが、どちらもフェイス角や軌道
がスクエアなのでこの球筋もOKです。
フェイドもドローも打ち方は同じでセットアップだけ変えます。
ただ、基本のストレートや軽いフェイドが定着しないとスイング自体
が崩れますので、フックチーピンの段階ではやめた方が良いでしょう。
ドローはヘッドの軌道がインアウトで、フェイスが左を向いた状態の
インパクトを作る事です。
使えるドローはフェイスの向きが左に３度程度で、軌道も３度ほどイ
ンアウトで相殺され、一度右に出て戻って来ます。
フックの癖球はフェイスが極端に左を向いています。
恐らくインパクトで１０度以上左を向いているかと思いますし、ヘッ
ドがその分インアウトなら右に出て戻ってきますが、ヘッドの軌道が
ストレートなら真っ直ぐに出て左に行ったり、アウトインだと最初か
ら左に出てさらに左にカーブして行くような球種になります。
まず基本はグリップをスクエアにする事です。
そして軌道もスクエアにしてストレート球が打てるように基本動作を
習得して下さい。
そして完全に動作を定着させる事が重要でそれには数年かかります。
芯を外さないようになったら、方向調整をして真っ直ぐに出るストレ
ート球が出るように調整を行います。
そして、ミート率も方向も精度も上がり、２２０Ｙ先のグリーンにコ
ースでほぼワンオンできるようになったら曲げ球の練習です。
まずは癖球を治す事によって危険のない球にする事、そして安定して
同じ所にしか行かなくなって、練習場が退屈になったら最初はロード
ローとハイフェイドの曲げ具合の違う２～３種類で、それが退屈にな
ったらロードローとハイフェイドです。
それまでは出すだけ、レイアップなどで対処し、木の裏側に曲げて落
としたり、風にぶつけて打つなどの引き出しはまず不要でしょう。
黒がストレート軌道
黄色はインアウト軌道
赤がアウトイン軌道
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