2013年10月17日木曜日
中級者はなぜ中級者なのか
ここでいう中級者とは80台ほどで回れる人、HC15~20前後の人のことで
ゴルフが一番楽しいと思える時期の人としましょう。
空振りやダフリトップもほぼなくなり、なんとかグリーン近くには運べるようになり
うまくいけば半分以上パーが取れたりします。
また、ティーショットも一日に一回は快心のショットがあり、しばらくは
その快感にひたることができます。
しかし、そこからシングルになるためには、どうすれば良いのか・・
迷いながら、試行錯誤しながら、クラブを買い換えたり、雑誌を見て
自分なりの練習をしている人がほとんどです。
ボギーペースから脱出する
たとえばボギーペースだと90です。
中級者にはよくあることです。
グリーンを外し、寄せが2mまで寄ってツーパットのボギー。
そこそこグリーンに球を運び、そこそこピンに寄せられ、2パッとなので
本人はミスをした実感があまりありません。
グリーンを外してもカラーだと乗ったも同然の気持ちでいますし、
寄せはそこそこピンまで寄ります。
そしてスリーパットをしないので内容はプロでも良くやるパターンなので
気がつかないうちにどんどんスコアが悪くなっています。
あるいはティーショットでFWを外し、深いラフから直接グリーンを狙って
ウッドを持って打つと、ラフがきつくてまたラフからラフへ・・
そこから引っ掛けて左奥のバンカー、また2mにつけてツーパット
今度はそれでダボです。
バンカーは一発で出たし、本人はボギーで上がった気分になっています。
これが中級者に陥りやすい落とし穴です。
この錯覚から脱出するには、バーディーを取る技を磨き、毎ホール
必ずパーであがれるように目標を設定することです。
安定したティーショット、とりあえずはそこそこFWに運び、そこからは
アイアンの精度でとにかくパーオンさせることです。
また、ショートゲームはワンパット圏内に寄せる技術を身につけて、
パーオンできないホールでもパーを取れるようにします。
チップショット、ピッチショットの精度を上げる練習をしましょう。
寄せワンの技術をとにかく磨くことです。
また、パーオン・ツーパットでもパーです。
これを18回連続させれば72で回れることになります。
パーオンさせる
6000Y級のコースではティーショットは200Y程度跳べば
パーオンは難しくはありません。
6400Y級のコースでは240Y程度の飛距離、6800Y級では
280Y程度の飛距離があるとパーオンはさほど難しくはありません。
個人差はありますが、良く行くコースの距離によって
DRの飛距離の目標を設定し、その飛距離で安定させる必要があります。
目標の飛距離が出せる打法を習得し、チップショットとピッチショットだけ
なんとかワンパット圏内に寄せられる事ができれば
とりあえず70台は出せる計算になります。
どうしても70台がでない・・という壁にぶつかっている方の多くは
ドライバーの飛距離が伸びただけで簡単に切れることがあります。
必要な飛距離以上の長いコースで普段からプレーされている方は
このような壁がでてきます。
ドライバーは最低250~260Yは欲しいものです。
若い方は280Yを目標に効率の良いスイング、パワフルで
難易度の高い打法に挑戦していただきたいと思います。
アバウトな考え方や練習、そして緩い思考ではここから上には進めません。
精度はmm単位で、軸や軌道をハイレベルで安定させなければなりません。
「ゴルフはサーっト上げてサッと振れば当たるんだ!」
などといういい加減な思考は改善し、物理的に計算された動きを反復し
よりこだわりを持って上を追求することが大切だと思います。
思考が変われば行動が変わる
心構え、姿勢、考え方、取り組み方、こだわり、価値観、真剣み、受け止め方、
見方、判断など全てが変わります。
いままでと同じ思考では今までと同じスコアしか出ません。
どこまで深く取り組めるか、どれだけ大切に思えるか、まずは
その辺から取り組まれることが中級から脱出する第一歩かも知れません。
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