2013年10月29日火曜日
FWが芯に当たらない
Question
アイアンはそこそこ当たるのですが、
フェアウェー・ウッドがほとんど当たりません。
なぜなのでしょうか?
Answer
アイアンで最初に練習されますよね。
ウッドはシャフトが長い分だけ当たらないことが
初心者にとっては一番の理由です。
そして、二つ目の理由はセット同士のバランスです。
アイアンセットのセット同士は長さや硬さ、ライ角もほぼ合っているのですが
ウッドセットと合っていません。
これが上級者にとっては安定し難い理由の一つです。
長尺ブームで男子は46インチとかが出回り
ウッド達はそのDRから計算して、3WはDRマイナス1インチなので
45インチ、そして5番ウッドはそこから1インチ引いて44インチで
セット同士は合っているのですが、アイアンとはギャップができています。
そこでハイブリッドという二つの機能を持った(?)物が出現し
ウッドの機能とアイアンの機能の両方を兼ね備えたなどという
新しいクラブができて、また買い直しになっています。
(日本ではユティリティーと呼んでいますが)
最近、DRが長尺になったのでアイアンを長くしてみたり、
UTを出してみたりで大混乱の市場になっているのですが、実は
40年前に設計されたセットが物理的、人体構造的に理想であるという説が広まりだし、
最近では44.75が標準だとか短めになっています。
もともとアイアンよりも長いウッドはそうでなくても当たりにくいのに
初心者にとってはもっと難易度の高い長尺を販売していますので
ウッドセットは全てアイアンとは長さが合わずに
最初からフィティングに出して、アイアンに合わせてもらう人が増えています。
初心者はどっちみに当たらないんだから、クラブなんて何てもいいんだ!
というのが販売側の本音で、建前は「長いほど跳ぶ」と言って広めてきました。
もう、そろそろ一般の人達にもそのような販促テクニックが通用しなくなりそうです。
(2013年秋、42.5インチのDRが店頭で見るようになりました)
40年前のDRは42インチが主流でしたので、3Wは41インチ、5Wは40インチ
そして7Wが1番アイアンと同じで39インチですので
3番アイアンが38インチ、5番アイアンは37インチで昔のアイアンセットと合致します。
現在は5番アイアンが38~39インチになっていますが、実は
ストロング・ロフトに作られていますので3番アイアンと同じと考えれば
アイアンの長さは変わっていないのに、ウッドだけ長尺になっていることになります。
また、本来の長さのウッドでも、アイアンよりは長いのでなかなか当たりません。
これには練習が当然必要になってきます。
クラブが長いほど精度が要求されますので、毎回同じトップの位置に上げているか
軌道や軸がぶれていないかどうかを動画に撮ってチェックする必要があります。
さらに、前傾角度がほかの番手と合っているかどうかも重要です。
アイアン同士はライ角が法則に従って揃っていますが
ウッドはウッド独自のライ角でそろえてあり、アイアン達とはまず合っていません。
そうでなくても長尺でトウ側が上がっており、アドレス時に前傾角度や
球との距離がウッドはなかなか分かり難くなっています。
トウが上がっているということはつま先上がりで打つのと同じで
つま先上がりが酷くなるほどフェイスは左を向きます。
つまり、これはフックフェイスと同じでスライスがでる人にとっては
「俺に合ったクラブ」「このクラブは真っ直ぐ打てる!」となるのです。
これも販促テクニックで、年配のおじ様達には大変人気があり
振り遅れてスライスが出る分を戻そうとした形状ですので
ますますアイアンと同じスイングやタイミングを取る事が難しくなっています。
ウッドはどの程度トウが上がっているかを覚えることで
ソールが地面にピタリと合わなくても分かるようにするか、ライ角の合った
ウッドを作ってアイアンのようにクラブに合わせて前傾を決めるしかありません。

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