2013年11月18日月曜日
構え難いホール
Question
ホームコースなのですが、いつも引っ掛けるホールがあります。
薄い当たりのヒール引っ掛けです。
景色やティーグランドの形状などが影響するのでしょうか?
HC12でゴルフ歴20年です。
Answer
ホールによって、アドレスでどうも気持ちが悪いことがあります。
ちゃんと立っているのかどうか良く分からなかったり
構え難い場所というのがあります。
ヒール引っ掛けは肩ラインが右向きで足ラインが左向きの場合に
軌道がフラットになって外回りするためになることが原因のひとつです。
ティーグラウンドやマーカーが左を向いていると
足はそれに合わせて左を向き、目標方向が右なので
肩ラインは右を向いて開いてアドレスしてしまったりします。
このようにアライメントが狂っていると軌道が変わってしまいます。
景色に惑わされないようにするには、基本通りに目印を見つけて
頭の中でラインを引いて、それに対してスクエアに立つことです。
しかも、その線上に目標があり、それを頭の中で確認し
イメージの中に置いたまま打つことが大切です。
それでも構え難い場合には目標を見ないで、仮想のターゲットラインをイメージしたまま
そのまま打つとアライメントを狂わさずにアドレスできると思います。
また、肩ラインが左を向き、足が右を向いてスタンスした場合は
厚めのトウ側に当たって右に勢いのない球となります。
http://www.youtube.com/watch?v=Hj1qDUM5Ac8
ただ、ほかにもその理由がいつくかありますので
原因を追求して特定する習慣をつけると上達につながります。
トウ側に当たる可能性
羽川選手のダウンヒルからのウッドショットですが、トウ側に当たってフックしたのは
要因がいくつか考えられます。
http://www.youtube.com/watch?v=KY9f9ghfkXk
まずはつま先上がりの左足下がり(左打ちなので右足下がり)のライでは
通常プッシュし易くフックし易いのですが、
それを注意して大変上手くタイミングを合わせたのですが
つま先上がりの傾斜分体重が後ろに移動し易いことで、
フィニッシュでフラついて後ろに動いている事から
恐らくスイング中に重心が後ろに行ってしまって遠くなった分
トウ側に当たった可能性が考えられます。
また、インサイドイン打法なのですが、
トップからダウンスイングに入ってからスクエアにする動作は
テンポが変わると元の位置に戻りにくい傾向があります。
画像では振りに行っているスイングに見えますので、トップでヘッドがアップライトの位置から
スクエア軌道に乗る時間が足りなくて手前をヘッドが通過した可能性もあります。
べた足打法ですので、とても安定し易く安全な打法なのですが
アドレスで多少ですが肩が足のラインよりも左を向いていますのでこれも可能性があります。
また、インパクト時に肩の先回り度が多いようにも見ます。
終盤、体が柔らかくなった分だけスイング速度が上がると普段よりも軸が
ブレ易くなっていた可能性も考えられます。
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