クラブを始めて握る方の練習方法
超初心者はまずはゴルフの醍醐味である、跳ぶ爽快感を
味わう必要があります。
思ったより凄い勢いで球が跳んで行くのを見て
快感を楽しむことが最初の段階です。
1 最初に必要な道具
ゴルフは道具が必要なのですが、
最初からフルセットは必要ありません。
まずはショートアイアン一本あれば十分に練習ができます。
練習場でも借りられますが、一回300円~500円なので
この値段で中古のクラブを購入することも可能です。
ただ、最初はウエッジだとマットからは芯まで届かないので
8番や7番アイアンを使うと良いでしょう。
7番アイアン
サンド・ウェッジ
上の写真は7番アイアンですが、球とクラブの接触面を見ると
フェイスの真ん中よりも多少下です。
クラブは低重心に作られていますので、この辺りが芯ですが
下の写真は接触ヶ所が下過ぎて、芯まで届いていません。
これでは芯に当たった時の勢いを味わうことができないので
クラブはフェイスの角度(ロフト角)が立っているクラブが良いのですが
問題は立っているクラブほどシャフトが長いことにあります。
シャフトは長いほど当たり難くなりますので
シャフトを切って練習用を作ると良いでしょう。
工房でウエッジと同じ長さにカットしてもらい
ついでにグリップを交換してもらうと新品とあまり変わりなくなります。
グリップは最初は握力があまりないので、太くしてもらいます。
普通のグリップの下にテープを3重、4重に巻いてもらうと太くなります。
また、女子の場合は男子用の太いグリップにしてもらうと良いでしょう。
最近は探せば数百円で中古クラブが手に入ります。
スイートスポットが広いキャベティーやポケットキャベティーを探すと良いでしょう。
シャフトは男女に関わらず、スペックはほとんど何を使っても同じですので
購入した時のシャフトで十分です。
また、手袋が必要ですが、手の大きさによって選びます。
左手だけですが、女子は両手使うと良いでしょう。
靴はスニーカーで十分です。
また、ゴルフウエアーは最初は必要ありません。
練習場ではTシャツやジーンズでも十分です。
バッグはこの段階では必要ないのですが、裸でクラブを持って電車の場合には
ウッド用のヘッドカバーをするか、クラブを買った時に入れてくれるビニールの袋を
そのまま使うこともできます。
2 最初に覚えること
クラブの握り方(グリップ)
https://www.youtube.com/watch?v=R_-Tbf-tNyQ
構え方(アドレス)
https://www.youtube.com/watch?v=4zUVPt3z17Y
超初心者用のシンプルなスイング
https://www.youtube.com/watch?v=DdRHtjqeXHw
最初はマットの上からは難しいので、ティーアップして打ちます。
芯に当たるのはせいぜい1割程度ですが、
二回目、三回目ではそれが3割5割と良くなっていきます。
週に一回ではなかなか筋肉もつきませんし、
なかなか上達しませんので、2回以上は球を打つと良いと思います。
3 注意点
超初心者を指導される方は、まず自由に打たせて上げてください。
これ以上の要求はせずに、まずは試し打ちをさせて上げて
その中でも数割当たれば、その時の感触で楽しむことができます。
まずは楽しんでもらって、もっともっと、と目標が高くなってから
次の段階に進みます。
練習場で良く見かけるのは始めてクラブを持った人に
スイング理論を一生懸命に説いている人や、しっかり球を見てろ!
などと怒っている人がいます。
決して指導される方は感情的にならずに
忍耐力を持って見守ることが大切です。
クラブを振ったことがない方はほとんどゴルフ場に行っても当たりません。
これでイヤになってしまう人もいますので、
少しでも練習をして、ある程度自信がついてからゴルフ場に行きましょう。
同伴者に迷惑をかけるだけではなく、チョロや空振りで180回とか叩くと
それでムキになって練習をする人も中にはいるのですが
辞めてしまう人も沢山います。
上達の最短は基本動作を習うことです。
癖がつかないうちにスムーズな打ち方を習って
遠回りしないように注意してください。





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