2014年3月15日土曜日

跳ばすために必要な7つの力(下半身) 6  右足のツッパリ


右体重で打つ打法では右足の蹴りはなくても、体重が乗って
突っ張っている状態でも十分に飛距離は出せます。
この場合はしっかりと上半身の7つの力を使うとともに
さらに、上半身の念転力を強く使います。

これはダウンスイングからフォローにかけて、右肩を
目標方向まで十分に回す力です。
腹筋や背筋も多く使うのですが、スイングの基本的な動きです。

体の柔らかい力のあるゴルファーはこの上半身の反転によって
腰の開きが終わる直前に胴回りの筋肉で肩をより回転させて
スイング速度を上げます。

この上半身の回転力は通常、最初から誰でも使っている力ですので
あえてこの7つのパワーには入れませんでしたが
この力を最大限に使う打法もあります。

ただ、この力だけで打つことが手打ちとなって、スイング速度だけ上がり
リリース速度が上がらずにスライスが止まらないという症状となる事もありますので
スイング速度を上げる場合にはリリース速度も同時に上げる必要があります。

右肩を目標方向まで回すとは、インパクト寸前に腰が45度まで開き
それ以上は開かずに止めて、上半身だけ回転を続けます。
リリースまでは肩はできるだけ開かずに、手が腰の高さになった位置で
右脚を突っ張ったまま落とし押しを開始し、そのまま
右肩を目標方向に向ける力を最大に入れます。

カカトを上げながら、あるいはベタ足で突っ張って
この上半身の回転を支えるのですが、
体重移動を多く使う打法の場合には右脚の膝を伸ばさずに
カカトだけ上げて左脚に接近させる動きとなって
ツッパリはなくても同じ形になるのですが、
ヒップターンで右脚体重にして打つ打法では
しっかりと右脚を突っ張って瞬間的に完全右体重で打つと
軸や側傾を崩さずにより正確にパワーを出すことが可能となります。





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