2014年3月2日日曜日

跳ばすための7つの力(上半身) 2 振り払い


読んで字の如く、右から左へ祓う(おはらいの)動作です。
これは左右の横の力になります。

実際にはトップの位置からは左右の動きではないのですが
体感としてはテイクバックで大きく右に手を伸ばし
その右上の位置からフォローの左下の位置まで
体全体を使って移動させる動きで、その幅が大きいと飛距離がでます。

この動作は3の落下力と併用して行います。

これは、いわゆるスイング軌道の円の大きさにあり
手の軌道の大きさによってヘッドの円の大きさが決まります。

背骨軸によって、テイクバックで左の肩を顎の下まで移動し
ダウンスイングで過度な反り返りを防ぎ
背骨軸を崩さずに回転すると円が大きくなります。

素早いスイング速度によって軸がブレて
円が小さくなるスイングをするゴルファーが多いのですが
せっかく長いシャフトのクラブを使っている意味がありません。

スタック・アンド・ティルトは左体重のまま体中心軸でスイングしますので
この振り払い動作は小さくなりますが、スクエアやレイドオフなどは
この右から左への体重移動や肩の動きなどによって
右から引っ張って、左に送るような動きを使ってパワーを出します。

背骨軸で体重移動をより多く使う打法ほどこの横の動き幅が大きくなり、
その分HSが上がります。




0 件のコメント :

コメントを投稿