2014年3月3日月曜日
跳ばすための7つの力(上半身) 3 引き落とし
トップの位置から跳ね返りで切り返してダウンスイングに入ります。
そして降り始めた時に右肘から先に下ろして脇腹、あるいは
お臍の位置まで瞬時に引っ張って下ろします。
これが引き落としの落下力です。
右肘をできるだけ内側にして体の前に入れ
両手でできる三角形を固めてそのまま腰の位置まで落とします。
この時に左の腰を開いて、体重移動しながら右肩を落とし
肩をできるだけ開かずに下半身を左の壁に近づけます。
右肩を下げ、この後に出てくる左肩の釣り上げによって
ショルダープレインがオンプレインに近づきます。
体の柔らかい人は右肘をそのままお腹の前を通して
目標方向に移動するくらいの勢いで引き下ろすと
そこに大きな落下力のパワーとスピードがでます。
同時にトップから腰の位置までのヘッドの位置は常に自分の後ろに置き
手が腰の高さに来るまではヘッドや手は真下に降りるように移動させます。
これはスクエアもインサイドインも両方ともにこの落下力を使うことができます。
この場合、ヘッドは後ろであればあるほど、次の段階の
落とし押しでヘッドスピードが上がりますので、
レイドオフ打法ではわざとヘッドを後ろの低い位置に上げて、そのまま下ろし
手が腰の位置に来るまではオンプレインではなく、ほぼ真下に下ろして来るため
インパクト前のシャフトの角度は相当フラットになります。
このフラットな角度でスイングすると普通はまずトップします。
このトップを調整するために、落下力や釣り上げ、そして落とし押しに力を使うので
ミートさせることができるという打法ですので相当な練習が必要となります。
これらの動きは体に相当な負荷が掛かり、怪我の原因となりますので
初心者は基本動作を習ってからこれらの複雑なテクニックに取り掛かってください。
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上達の秘訣
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