2014年3月7日金曜日

跳ばすための7つの力(上半身) 7 押し込みと引き戻し


インパクト寸前の位置からフォローの5時までの間に
右肘を伸ばす動作によって右腕を5時方向に押し込みます。

この動作は野球でいう押し込みと同様に、球の重さに負けないよう
球を潰しながら全身の力と体重を乗せてインパクトする動きです。

体はインパクトの形になった状態で、前傾角度が崩れないようにし
左の腰をしっかりと引いた状態で、右肩を落として右肘がアドレスでお臍があった場所、
あるいは右脇の位置から右手を目標方向、あるいは目標方向の右に押し込むと
リリースの速度を上げることができます。

この押し込みはむしろパワーを出す部分で、この前の落とし押しによって
HSを上げたまま、ここで力をぶつけて、大きな岩をハンマーで砕く程の力で球を潰します。

ダウンスイングで手が腰の位置に降りてきた時にヘッドは、あだ自分の後ろにあり
フラット軌道で落とし押しでリリースを開始するのですが、
ヘッドが後ろにあるほどトップ軌道になります。

このトップ軌道を保ちながら右手の落とし押しと押し込みによってヘッドを下げ
トップする分を調整してミートさせます。
この瞬発的な力によってヘッド速度も上がり、パワーが出て飛距離が伸びます。

この動作はできるだけ遅く行う(レイトヒティング)ことによって飛距離が伸びるのですが
タイミングが合わずにプッシュしたりスライスが出る場合には左手の引き戻しが必要です。

左肩の釣り上げ、右肩での落とし押し、右足の蹴り、左腰の引きを同時に行い
この瞬間にこれらの動作に必要な筋肉はマックスに力が入ります。

その時に左肩の釣り上げと同時に、左手のフルアンコックを開始すると同時に
グリップエンドを持ち上げる方向で左手を返して引き戻しを行います。

これによってHSはさらに上がり、リリース速度が上がって
飛距離を落とさずにタイミングを合わせる事が可能となります。






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