2014年4月10日木曜日
芯を外す原因 形ができていない
軌道はヘッドだけではなく、手の軌道、肩の軌道があります。
ヘッドの軌道のブレは手や肩の軌道のズレによってもぶれます。
また、腰の回転や脚の使い方、力の入れ具合などによっても
体のあらゆるところがぶれてヘッドの軌道がくるってしまいます。
テイクバック時のヘッドの上げ方や方向など
決めた形で上げないと同じトップの位置にはなかなか行きません。
トップの形が毎回違うと芯を外す確率が高くなります。
良くアドレスの形で80%はどんな球がでるか決まる・・
というコメントを目にしますが、これは大きな勘違いをさせる情報です。
この言葉によってアマチュアはアドレスだけやれば8割は出来上がったと思うことです。
ところが、アドレスの形は実は全く違う形から始動しても
安定したもっと素晴らしい打球を打つことが可能なのです。
かといってどうでも良いという意味ではなく、セットアップの重要性を示す言葉で
たとえばエイミングやアライメント、そして前傾角度などの基本的かつ重要な物が
アドレスにはあるために、そういう意味で重要だということなのです。
アドレスがいくら完璧でも、浮き上がったり、起き上がったり、伸び上がったり
ヘッドアップしたりはヘッドの軌道をくるわせることがあります。
また、芯を外す軌道の動きはアドレス後の各部位の動きによっていくらでも変わります。
体が開き過ぎたり、回転していなかったり、肩が回りが早すぎたり
体の位置が違っているなど、柔らかい体は止めるところは止めるなど
決まった動きと形ができていないとヘッドは同じ場所には戻ってきません。
これらは打法としての形、すなわちフォームができていないことで
アドレス、テイクバック、トップ、切り返し、ダウンスイング、インパクト
フォロー、フィニッシュとそれぞれの時間的位置での形が
しっかりとていなければ理想的なフォームにはなりません。
ほとんどの人はアドレスとフィニッシュは分かるのですが、その途中は
スピードもあり、見えないこともあっていい加減で、
形がほとんどできていません。
まずはトップの形とインパクトの形だけは理想を追求し
その形を通ってスイングする練習が必要です。
そして、どの位置で止めてもプロと同じ形になっているかどうかを確認し
全く同じ形になってから、次は力の入れ具合と方向に取り掛かり、
形が崩れないようにしながら思った速度でミートするように練習します。
スイングはフォーム作りです。
このそれぞれの時間的位置での形の点と点を結ぶのが動きですので
まずは各位置における体やクラブの位置を確認し
それぞれを時間的に繋げていく作業が基本動作となります。
この基本動作を習得する方法として一番無駄のない方法は
その打法で打てる人で教える能力のある人から習うこと、
次に効率の良い方法は100ポイントなどに書かれている基本動作の
インストラクションと動画で確認をしながら真似をすることです。
どんな打法でもゴルフはできます。
また、同じ動きを長期間続ければ安定もします。
しかし、効率の良い動きや跳ばす技ができなければ飛距離的な限界があり
また、正しい軌道の形や動きができないと癖球が治りません。
そして一番の問題は綺麗なスイングで固めたいということです。
まずは綺麗な打法の基本動作を覚えるためのそれぞれの位置での形を習得して
目指すフォーム作りをしていきましょう。
また、フォーム作りは素振りです。
球を意識せずに形だけに神経を集中しないとなかなかその形を覚えません。
形が定着していないうちに球を打ちますと、どんなフォームでもある程度反復をすると
当たるようになってしまい、それが目指す動きではないことがほとんどです。
クラブを持たずに鏡の前でスイングをして体の動きを覚え、できたらクラブを持って
同じ動きができ、しかもクラブが理想の軌道で動くようなって安定してから球を打つことが
結果的には理想的なフォームが早く無駄なく出来上がる秘訣となります。
ラベル:
上達の秘訣
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