2014年4月11日金曜日

芯を外す原因  定着していない


正しい軌道や正しい動きができていたとしても、
毎回同じ動きをすることは初心者にはまず不可能です。

単純な動きですが、これを毎回、mm単位で正確に動かすことは
長期の反復練習が必要です。

定着させる間に崩れるのも当たり前で、その都度修正しながら定着させるのですが
正しい修正をしないと下手を固めることになります。

まずは理想的な打法の基本動作を習得することが第一条件なのですが
そのままでは一切役にたちません。

どんな打法でも、へっぴり腰でも30年も同じことをしていると
それが定着して芯には当たるようにはなります。

どうせ定着するのであれば綺麗なフォームで、そして効率の良いフォーム、
飛距離の出るフォームで定着させたいものです。

基本動作ができたら、まずはゆっくりと全体を通して振ってみます。
スローで動かすと、どの部位がどう動いたかを覚えています。
定着練習は毎回正しい動きを繰り返すことですので
ゆっくりでも良いので正しい動きだけで定着させます。

ゴルフは職人芸です。
熟練されたお寿司屋さんがシャリをいくつ握っても全く同じ粒数にできるといいます。
毎日10年間同じことをやった結果としての技術です。
これは習うより慣れろの部分なのですが、ゴルフも基本動作ができたら
次はそれに慣れることが必須条件なのです。

厳密に言えば、毎日同じことを10年やってやっと一人前です。
最低3年はある程度の定着には必要ですので、毎年スイング改造をしている人は
いつまで経っても安定しないということになります。








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