ゴルフは普段の生活にはない動きで打っています。
ちょっと練習をサボると筋力が落ちて芯を外すことがあります。
3日に一回練習場で練習しているゴルファーは筋力の低下はほとんどありませんが
週一の場合には維持するのが精一杯だと思います。
また、それ以上のブランクがあると筋肉は低下していることがあります。
もし、筋肉痛があった場合には低下していたということになります。
実際の練習ではなくても、野球のバットをゴルフ的に振るとか、
鏡の前でのエアーショットやシャドウをするだけでも、筋力低下を防ぐことができます。
通常、ゴルフを始めると、自分の持っている筋肉だけで打とうとします。
それが初心者ゴルファーのスイングとなります。
したがって最初はぎこちない動きとなり、力も入らずに飛距離もありません。
そして、フォームを習得し、ボディーターンで打てるようになると
普段つかっていない筋肉をつかい、その筋力を増やすことで飛距離がでたり
綺麗なスイングのフォームを作ることができるようになります。
したがって、ちょっと打たなくなるとそれらの筋肉を使わなくなって低下し始め
綺麗なスイングや飛距離が出るスイングに使う筋肉から先に落ちてしまいます。
この筋力の低下によってフォームが乱れたり、力が入らなくて違和感があったり
飛距離が落ちて不満だらけのゴルフライフになってしまいます。
これを防ぐためには練習用の短いクラブで毎日自宅でスイングをして
フォームの確認をしながら、そして鏡を見ながら素振りをすると良いでしょう。
また、できるだけ実際に球を打って筋力低下を防ぐことが大切です。
良く、「何も考えずに自然に振れ!」という人がいますが
基本動作ができていない初心者には意味のないことです。
普段使わない動きや筋肉で振るのですから
不自然さを感じなければ理想的なスイングにはならないからです。
自分が自然だと感じる動きが正しいとする理論は
このような原理から適正ではないことになります。
ゴルフを始めて、いままでにやったことのない動作を習得し
それに使う筋力を増やして、定着して始めてその動きが自然と感じるので
最初から自然と感じる人はまずいないと思います。
イメトレやエアースイングは脳的にはとても良いのですが
筋力は低下してしまいます。
理想は毎日、中高年でも一日おきに練習ができると良いですね。
0 件のコメント :
コメントを投稿