2014年4月7日月曜日

ミート率を上げる方法とは


Question

ドライバーのヘッドスピードが44何ですが、これで大体どれくらい飛ぶんですか?
練習でも本番でも200前後ぐらいしか飛ばなくて困ってます。
せめて230ヤードは飛ばしたいです

どうやったらちゃんとミートして捕えて打つ事ができるのでしょうか教えて下さい。

Answer

TV番組の深堀選手が大体47~48で振っていますが
260~280Yほどの飛距離があります。

44で200YというのはHSをどういう方法で計測しているかも問題だと思います。
通常、量販店などの計測機は5mほど高めに設定を変えることができるそうなので
実質は39だとしたら200Yほどが妥当になります。

また、44が実際の速度であるとしたら、ミート率が悪く
芯をとられていない場合が考えられます。
これは練習をしてミート率を上げるしかありません。


               ミート率を上げる練習

1  目指す打法を把握する(フォームをしっかりと頭で覚える)
2  その基本動作を全てできるようにする(ゆっくりなら全てができるようにする)
3  基本動作を定着させる(何度やっても同じ動きができるようにする)
4  精度を上げるための打ち込みをする(mm単位でミート率を上げる)
5  軸がぶれていないかを確認する(崩れては治し崩れては治しの繰り返し)
6  軌道のブレがなくなるまで打ち込む(毎日同じ軌道で振れるようにする)
7  忘れたり、崩れたり、勘違いしていたりを動画で常に修正する。

また、ロフト角が高過ぎて飛距離を失うというケースもあり
3Wよりも高く上がっている場合はその類です。

HSはリリース速度で上げることができます。
スイング速度を上げるとHSが上がると思っているゴルファーが非常に多く
むしろスイング速度は二の次です。

これはレイトヒティングと言ってギリギリまでクラブをリリースしない打ち方で
瞬時にクラブを返すとHSが上がります。
ゆったりと振っているのにヘッドが走っているという打ち方です。

この練習はスイング速度をできるだけ落として、手が球を過ぎてから
リリースを開始するような気持ちでできるだけ左で返す練習をします。

リリースポイントは体が左の壁にぶつかって腰が45度近く開き
右肘が脇腹に着く形になるまでコックもローテーションもせずに
上半身を固めた(クラブも含め)形で体を開き、その状態で始めて
クラブを返すと下半身の力だけでレイトヒティングができます。

この基本的な下半身を使った打ち方を定着させてから
次にパワーを出すテクニックをひとつづつ加えていくと
さらに飛距離を伸ばすことができると思います。





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