2014年4月8日火曜日

芯を外す原因  軸がブレる


スイングはどこかを固定しないとヘッドが元の位置に戻りにくくなります。
打法によって違いがありますが、背骨軸の場合には第七頚椎で
体中心軸は頭が動かなければ軸は固定していることになります。

スタック&ティルトなどの左一軸は体の中心が軸になるので
おでこが動かないようにする練習をします。
この場合、おでこを壁にくっつけてスイングするとブレない軸を作ることができます。

背骨軸の場合は右胸と左胸に(ほぼ両脇)に軸があると思ってテイクバック時には
左の肩が右軸に、そしてダウンスイングでは左軸に近づく動きをすると
第七頚椎が動かない回転になります。

テイクバックでは右脇の体の前側に軸があると思って左の肩を
右足の内腿の上に移動し、ダウンスイングでは逆に右肩を左の内腿の上に来るように
移動する動きということです。

これは二軸理論の一つで、軸が二つあると考える方法です。
また、アドレスで右に傾けて体重を右に移動してから肩を回転し
今後は左に体重を移動してから左回転するというスイング打法も二軸です。

ただ、この両方の二軸理論も結局は背骨が軸となっていて
第七頚椎が動かないスイングとなり、この左右の動きがもっと大きくなると
ドラコン選手が昔行っていた二軸打法となります。

軸がブレるとまず芯に当たらず、ストレート球はほぼ出ません。
そしてもっと大きくずれると出だし方向が変わり、もっと大きくなると
ダフりやトップとなってチョロとなり、さらに大きくなると空振りとなります。

軸はmm単位で固定することを心掛けます。
インパクト時に軸がアドレス時よりも右にあるときは左に引っ掛け
左にあるときにはプッシュになります。
この数mmの差は200Y先では5~10Yの幅のミスとなりますので
正確に軸を固定して打つことが大切です。

また、軸のブレ(1mm右)をリリースのタイミングやフェイスの角度で調整した場合
球は真っ直ぐに行きますが、全てのクラブを同じにする必要があり
崩れた場合に修正することも困難となりますので
軸は固定し、インパクト時の手の位置やフェイスの向き、タイミングなどを
スクエアにしてストレート球が出るようにしてください。

体はツッコミ過ぎてプッシュ体勢なのに、リリースを速めて調整するのではなく
軸を固定して、インパクト時の手の位置を決め、
それに対してリリース速度を一定にした打ち方を追求してください。








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