2014年5月13日火曜日

力みをパワーに変えるには


力むと球が当たらなくなります。
力みを治すには跳ばそうとしないか、跳ばし方を習得することです。
跳ばそうとしない・・これは人によっては大変難しいことです。
難しいと思うゴルファーは跳ばし方を習得した方が早いかも知れません。

では、力みの酷いゴルファーは何が悪いのでしょうか?
一番の特徴は上半身の回転だけでトップから
思い切りクラブを振り回す動作になることです。

これを治すには2つの動作を確認します

1  腰を開きながらトップからできるだけ肩を回さずに手をゆっくりと下ろす

2  手が腰の高さに降りて来てから思い切り力を入れてクラブを返す

1の動作はできるだけゆっくりと行います。
体重移動をしながら腰は早めに開くのですが、肩はできるだけ開かず
手をゆったりと降ろしてきます。

そして、手が腰の高さに降りてきた時点で
一度に手や足、腹筋などに力を入れて打ちます。
一番重要なのはリリースの速度を上げることです。

リリースの速度を上げるには「落とし押し」をしたり
「押し込み」によって可能となります。

力むゴルファーは決まってスイング速度を上げてリリース速度を上げません。
スイング速度を上げれば上げるほどヘッドの戻りが遅くなります。
したがって、スイング速度を上げずにリリース速度だけをあげます。

そのためには腰までゆっくりと降ろしてきて、腰の位置から一気に
同時に一瞬だけリリースに力を入れます。
リリース速度を上げるには右手で押して地面方向に右肩を落とすと同時に
クラブを下げ、左肩の釣り上げと同時に左手でグリップエンドを引っ張り上げます。

これは同じような力みなのですが、力を入れる時期や部位が違います。
跳ばしたいという気持ちは、力を入れることである程度満足できますので
一度この打ち方で球が跳ぶようになると力んだ時よりも跳ぶことが分かります。

また、注意することは手が腰の位置に降りるまではコックを解かないこと、
そして、できるだけヘッドは自分の体の後ろに位置させながら下ろし
肩を回さずに腰を開きはじめ、手が腰の位置でもヘッドはまだ
コックをした状態で高い位置にあることが大切です。

そして、球の先(左)にドスンとヘッドを落とす打ち方、ダウンブローで
ドライバーまで同じように打ちます。
手前に入る場合はハンドファーストが足りない場合、腰の開きが足りない場合
または体が反り返っている場合でインパクト時の手の位置が手前過ぎることです。

このような打ち方によってフェイドの癖球が治るだけではなく、
飛距離もかなり伸びると思います。

http://modernswing21.blogspot.jp/2014/05/blog-post_5.html





0 件のコメント :

コメントを投稿